カザフ人の若者とチャットをしてみた。
彼は18歳で、ITエンジニアリングなどを学んでいるそうだ。日本にはとてもいいイメージ(アニメ、ハイテク、清潔とか)を持ってくれているらしい。嬉しいことだ。
より良いITエンジニアリングを学ぶなら日本と中国のどっちで働くのがいい?と聞かれた。
ん~、んーーーーーー!
どうでしょう?
日本で英語だけで就職できる会社だったら、多分外資なので、本場の米国とか欧州のほうが条件もいいんじゃない?
日本でITの仕事って割とブラックが多いと思うので、人力としてゴリゴリ働けるだろうけどそれで日本のハイテクとか実感することが少ないんじゃない?
日本のハイテクって、別に下々のITエンジニアが作ってるわけじゃなくて、一部の職人的な人が大企業で作ってるのが殆ど。
日本企業って日本人が日本語で働くちょっと特殊な場所なので、日本語できない外国人が社員として紛れ込むのはなかなかハードルが高い。
だから、日本か中国ならより英語が通じるし需要もあるだろう中国のほうがいいし、もっといえばソフト開発の本場の米とか最近ソフト開発の盛んな露のほうがずっといいんじゃない?とアドバイスした。
ついでに、じゃあ今から中国語を勉強したほうがいいかな、と聞かれたので、もしIT業界でやっていくのなら、英語だけで充分だよ、とアドバイスした。
でもなんだか祖国を裏切ったみたいでちょっと落ち着かない気持ちでした。
教育の専門家の同僚にも後日聞いてみたんだけど、やっぱりアメリカかロシアじゃない?ってことでした。
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日本で働く外国人って、本社からアサインされて(嫌々)来ているか、よっぽど日本が好きで働きたいというより日本に住みたいというモチベーションで来ている人が多いので、そういう人は日本語勉強してから来てると思うのですよね~。
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