ウズベキスタンに来て、結構いろんな人に、日本とウズベキスタンは同じアジアの仲間だ、と言われることがあります。
確かに、顔立ちも時々とても日本人に似てる人がいて、(不思議と、韓国や中国の人よりも日本人に近い)、縁を感じることは多々あります。
でもやっぱりタシケントの多くの人はよりペルシア~ヨーロッパ顔をしているので、アジアの仲間だよね、と言われてうれしい反面、あんまりピンと来ないときもあり。
キルギスやカザフだと、もっと日本人に近い顔をしているというので、また違った感じがあるのかも知れません。
ダゲスタン人とかグルジア人、アルメニア人はアジアなの?ヨーロッパ?それともカフカスって呼んだ方がいい?などと考え始めると、どこまでがアジアで、どっからヨーロッパ、というのも、随分シンプル過ぎる考え方だよね、って思うこともありますね。
きっと、タシケントの人々それぞれの中に、「私はアジア人」とか、「私はヨーロッパ人」という自覚があるのでしょう。それで連帯感とか帰属意識とか、そういうものが生まれて、良いように働くのなら、それもいいですよね。
ちなみに、私の個人的な感覚では、アジアをグループに分けると
東アジアグループ(漢字の影響下) 日本、韓国、中国、ベトナム、と当然台湾
東南アジアグループ(中国南方~タイあたりの南洋民族) タイ、ラオ、マレー、カンプ、ミャンマー
インド影響下グループ(インド・・・) インド、ネパール、スリランカ、バングラ、パキ
チベット及び山岳のグループ チベット、ブータン
中央アジアグループ(テュルクの人々) トルクメン、キルギス、カザフ、ウズベク、ウイグル
※ペルシアとタジクはインドにも中央アジアにも影響がありすぎて、グループに入れるに忍びない。
※トルコはテュルクに入れるべきだけど、地理的に離れててヨーロッパに入れてもいい感じ。
こんな感じになります。
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