ドネルケバブって
筒状の肉塊を炙って削ってパンにはさむ、ドネルケバブってよく日本の繁華街でも売っていて、どうやらそっちのほうの人らしき人が確か売ってたなぁと思ってた。
でも、ああいう屋台商品って絶対ぼられるっていう変な思い込みがあって、あんなの食べるくらいならマクド行くもんねー、と思っていたと思う。
話し変わってウズベキスタンはタシケント。
こちらでも、街のあちこちにドネルカバブの屋台が出ている。ウズベキスタンでは、パンじゃなくてラテンのほうのトルティーヤみたいなもの(もっと大判ですが)で、削いだ肉と野菜となにやらいろいろ包んだものが、ラワッシュという名前で売られている。
スナックと思いきや、一個でだいぶお腹一杯になるので、よくお昼に食べています。
(安くてポピュラーな外食が少ないこちらでは重要な外食だったりします)
このドネルケバブ、いったいどこ発祥の食べ物なんでしょう?
ウズベキスタンのいろんな文化は、ペルシア由来だったりテュルク由来だったり、イスラムやソ連由来だったり、と多様なので、いつも「これって何由来なの?」と気になります。
それでWikipediaなんかを読み始めたんだけど、どうもよくわかりませんでした。今は、トルコを代表する料理みたいに言われていて、今東京でそういうのを売ってる人々もどうやらトルコ人らしいのだけれど、トルコって、もともとウズベキスタンあたりの人々のはずだし。
イランにも、ドネルカバブがあるらしいので、トルコ民族独自のものってわけではないようだ。
で、このドネルケバブはトルコではフランスパンに挟んで食べるそうなのだけれど、この辺だとラワッシュっていうシートに包みます。このラワッシュはやっぱりこの辺一帯で食べられていますが、これはアルメニアとかカフカスあたり発祥なんだって。すごいミクスチャー文化だね。
最近、ドネルケバブの肉とご飯やポテトを皿に盛り付けた食べ物(ドネルサービスっていうらしい)を見つけて、それもけっこう、美味しいです。
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