あるウズベクとSMSをやりとりしていて、
"Yax
wi yuribsizmi?"
という一文があり、ちょっと考え込んだ。本来なら、Yax
shi yuribsizmi?(道中無事ですか?、かな)になるはずなのに。多分打ち間違いだろうと思って、スルーしていたけれど、その後同じ人から、"Kori
wamiz!" と、また送られてきた。これも、本当ならKori
shamiz(会いましょう)になるはずなのに。
そこで、いくらボンヤリしている私にも気付いた。これはキリル文字のш/щ(ラテン文字のsh/shch) の代わりにラテン文字の
wを使っているのだね。
Яхши (Yaxshi)は、
я →ya
х →x
ш →sh
и →i
でYaxshiと表記するはずだけれど、ш →shと書くことを嫌って、ш →wと書いているということ。
確かに、wはラテン文字表記ウズベク語では多分使わないはずの文字なので、2文字使うよりは1文字で済ましてしまうあたり、文字数に制限がある(そしてラテン文字を使う前提の)携帯SMS文化なのでしょうか。それに加えて、今までキリル文字1文字で書いていた文字、ч,ц,ш,щ がラテン文字で、ch,ts,sh,shchと2文字以上で書かないといけないのはウズベク人にもちょっと座りが悪いのかもしれない。
英語も、携帯や掲示板やTwitter文化の中で、どんどん新しい表現が生まれているみたい。Forが4、Toが2、はプリンスの時代からあるけど、B4と書いてBefore, Gr8と書いてGreatと読ませるにいたっては、思わず感心してしまったくらい。
その後、同じ彼から、
"ke
4a mexmonga
4aqirardik" と。
これは、どうやら4をЧ(ch)と読ませるらしい。だから、kecha mexmonga chaqirardik(昨日お客さんに呼んだのに)になる。
たしかに、ウズベキスタンの手書きの
4は
Ч て書くので、苦笑。チトィレの
Чじゃなくて、形かよ。
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