仕事から帰ったら、おじさんがいた。
数日前に床屋で髪を切ったばかりだったのを目ざとく見つけて、「どうして髪を切らせてくれないんだ、俺が切ってやると言ったじゃないか」と言われた。(
前回の記事参照)
・・・前回、今度は俺が切ってやるから言え、と言っていたのは社交辞令でなくて本気だったらしい。
おじさんは、たぶん元ソ連のマリーン。特徴的な青と白の縞模様のタンクトップに、体にはけっこう大きな彫り物が入ってるので結構典型的。ガタイもいかにも元マリーンだし。あまり怒らせたくはない相手だ。まあ、怒らないと思うけど。
切ってもらって悪いことは無いんだろうけど、今のたまに会えば挨拶するくらいの距離感がちょうどよくて、もっとお近づきになることに一歩を踏み出せないでいる。もっと仲良くなると「顕微鏡を買わないか」と言われそうなのも、心配。
「日曜日にいらっしゃらなかったみたいだから」と適当に言ってみると、「ああ、日曜はダーチャに釣りに行っていたんだ。今度お前も一緒に行こう。釣りをしようじゃないか。」と言われた。やぶへびだ。
PR