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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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にわか

ウズベキスタンはサッカーのワールドカップ@ブラジルに行けるのか?というのが最近のホットな話題だった(らしい)。

ちょっと引き気味なのは私自身まったく蹴球に興味が無いからでございまして、いったいワールドカップが何なのか?スーパーカップとどう違うのか、くらいの知識しか無かった。

ところがこう話題になってくると無視もしていられずにWikipediaを読んだりしながらやっと理解したしだい。

昨日(13年6月18日)の段階で、韓国、イラン、ウズベキスタンがワールドカップに行けるのかどうかを争っていた。そして、昨日の試合でイランが勝って、ウズベキスタンが相当の点差で勝てば、ウズベキスタンがブラジルへ行けることになるとわかった。

こうなったらぜひ行って貰いたいものだ。しかし、詳しい人からは なかなか難しいだろう、との意見を聞いた。

ふたを開けてみたら、イランが韓国に勝って、ウズベキスタンはカタールに5-1で勝っていた。

(イランが勝って、ウズベクが相当の点差で勝つ・・・・?)

これは、もしかしたら可能性があるの?かと思ったら、なんと韓国に1点足りなくてイランと韓国のワールドカップ出場が決定してしまったらしい。とても惜しかった。今回、決定していればウズベキスタンにとって初のワールドカップ出場だったのに。

A組で3位になったウズベキスタンは、B組の3位と対戦し、かつ南米の5位のチームと対戦して勝ち抜けば、ワールドカップの出場権が得られるらしい。それもまた、長い道のりだけれど、ウズベキスタンナショナルチームを応援しています。

それにしても、4年に一度のワールドカップで、4年間ずっと予選をしているなんて、なんて悠長で時間とお金のかかるスポーツなんだろうと、私がおどろいたのはそこだ。ひとまず、ワールドカップ派遣が決定した日本、イラン、韓国にはお祝い申し上げます。イランって強いんだね。

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今ちょっと、時間のかかる仕事をしているので、少し更新間隔があく予定です。心配しないでくださいね☆テレ
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ご祝儀袋を探しに

明日、同僚の結婚式がある。

前回の結婚式は、赴任して数日で、まだ会ったことのなかったQ君の結婚式だった。勝手もわからず、言われるがまま連れていかれて、言われるがままウォッカを飲み、撃沈したのであった。

今回は、あれから9ヶ月あまり。今回は付き合いの長い同僚だし、ある程度こちらの生活に慣れたので、予めリサーチしてみることにした。

「ウズベキスタンの結婚式にはご祝儀は要りますか?要るとしたら、それは幾らくらいですか?同僚の場合」

一人にしか聞けなかったのだけれど、ご祝儀はあげても、あげなくても良いが、あげるとしたらその相場は50ドルなんだって。まさかのドル建て!でも50ドルって、月収が250ドルくらいのこの国ではちょっと高いような気がする。なにより、つきの手当てが300ドルのわが身に応える。こういうのは気持ちの問題だから、額の大小じゃないし・・・ということで、ワンランク下の30ドルにした。(奇数枚のパンはNGなのに、奇数枚の10ドル札はいいのかな、という思いが去来した。)

さて、金を包むとなると包むものが必要なんだけど、手ごろな封筒がないかしらん?現生手渡しはさすがにちょっと生生しいから避けたかった。でも家にはどうも封筒のようなものが無くて、仕方が無いので探しに行くことにする。

文具店があるのはロシアホテルのあたりなので、夕暮れのまだ熱い日差しを歩く。

文具店について、「封筒ありますか」と聞くと、コリアン系の店員さんが、白色無地の封筒を出してくれて、「そうじゃなくて、もう少しクラシーヴィー(綺麗)なやつを」というと、そういうコーナーに連れていってくれた。

そこには、綺麗な厚紙でできた封筒がたくさん並んでいる。しかも、サイズがドル札のサイズ。その上、いくつかにはなんとドル札の写真が印刷されている。これはどうみてもご祝儀袋!(のウズベキスタン版)

やっぱり、なんでも綺麗を心がけるウズベキスタンだとちゃんと、ご祝儀袋はあるんだなぁ、と妙に納得できた。どこで売ってるのかはわからないけれど、日本で使っているようなものはちゃんと見つかるこの不思議、他の大陸ではこうはならないと思う。

しかし、デザインはちょっと私のセンスとは違っていた。これからドルを包もうという封筒に、ドル札の写真が印刷されているのはいかがなものか。ちょっと直截的すぎるのではないか!諭吉の印刷されたご祝儀袋を想像してほしい。

ということで、一番地味な、シンプルなご祝儀袋を買ってきた。結局買いものに1時間もかかってしまった。ちなみにご祝儀袋自体の価格は6000スム。高い。やっぱお祝いものだから?




むちゃぶりってんですかねェ

ひさびさに仕事の依頼?! と思ったら、

「10日間あげるから4ページ論文(英語)を書いてください」

っていう内容だった。ひー、びっくり。今までも数々の無茶振りだったけど、突然呼び出されてそういう依頼をされるのは今でも慣れません。

「本学や、高等教育機関を接続しているネットワークの昔、今、未来をクロスオーバーした感じで頼むよ」って言われたけど、私は本学のネットワーク環境さえよく把握していないので、ちょっと無理目の相談なんじゃないかなー。とりあえず、取材とプラクティスのために2日は余分にかかるよ、と言いました。

「学術論文のフォーマット、わかるでしょ?序文と概要があって・・・」

プッチーン。私、ただのエンジニアで学者じゃないし、論文なんか母語でも書いたことありませんけど。

そんなことより、遅々として開始できないプロジェクトを何とかしたほうがいいんじゃないかと思います。百歩譲って、プロジェクトが終わった後に成果を論文にしたいのなら、わかるけど、開始もしてないプロジェクトを論文にするセンスがいまいちわからないんですねー。それに、10日くらいで付け焼刃的に書いたものなんてたいして役に立たないんじゃない?

この国で仕事をしていると、体裁重視なことが多いのは慣れてるんですが、やっぱり論文みたいに机の上で論理ばっかり振り回して、えらそうに見せるより、実際に現場で構築してスタッフや生徒がITサービスを享受できるするほうが優先なんじゃないですか?

議論の中で、ドリーミィでビッグなストーリーにしてほしいような希望もありましたが、私は実際にかかわるプロジェクトのファクトしかわからないのでそれはできませんので、と予め断って、実直で現状に即した、面白みの無いレポートなら書けるかもしれません。それで良いなら使えばいいし、不満なら使っていただかなくて結構。

協力隊の活動として、実際に現場で構築したものを使ってもらって、っていう成果を想定していたので、まさか論文みたいなものを書かされるとは思っていませんでした。誰の役に立つんですかねぇ。こういうのも協力隊の活動なんですかねぇ。よくわかりません。

64Kbps

私も、10数年前はINS64だぁー、モデムより速いよェー、とか言って喜んで64kbps接続していましたが、まさか40歳も近くなってまた64k接続に戻るとは。

ウズベキスタンのインターネット事情ですが、サービス開始は速いのです。固定回線ならADSL,FTTH導入済みだし、携帯3G回線も下り7.2Mbpsなのです。

しかし。

どうやら相当の富裕層じゃないとそういうサービスを享受できないらしく、通信速度は速くても使い放題じゃない(=従量制)というのが現状。料金体系的にはまだインターネット先進国には程遠いです。

私が使っているインターネット接続用3Gモデムは、名前こそUnlimitedとかいいますが、16ドルを払うと2500Mバイトまでは高速通信が可能、しかしそれを超えたら月の終わりまで64Kbpsを強制されるというなかなかケチなプラン。

2.5ギガってけっこうあるからー、と思って申し込みましたが、二週間弱(12日間)で2500Mバイトなど使い切ってしまい、今は月末まで64kbps接続コースになってしまいました。

正直、今日本や米国、欧州発のインターネットサイトはブロードバンドに最適化されていて、いまどき64Kbpsで繋いでくる想定などされていませんので、Youtubeでビデオなんて当然見られないし、画像が多いとほとんどページを表示しないまま、通信が途切れてしまう。

携帯向けサービスから始まったTwitterなどはこのくらいの速度でもまぁストレスなく使えますが、Facebookはちょっと忍耐が必要だったりします。いいね、ボタンを押してもぜんぜん反応が無かったりして。ブロードバンド普及国と同途上国にはそういうデバイドが確実にあります。

だからといってリッチコンテンツ化したインターネットをいまさらテキストサイトに戻してほしいとか主張したいのではありません。でも画像とか動画メインのコンテンツというのは見られない人がいるということが念頭にあると、今後自分が作るサイト(ブログなども)に関してもちょっと考えを改めないといけないよね、と思います。

ちなみにウズベキスタンにも使い放題インターネットはあります、さすがに2Mbpsで使い放題は業務用になってしまいますが、たぶん月50ドルくらい出すと512Kbps(ぎりぎり低解像度のYoutubeが見られるくらい)の使い放題サービスもあるはずです。月々1000ドルとか使える人はそういうの利用したらいいと思います。

オバチャーン



今週のヘビーローテーションなんですが。

おば、おば、おば、おばちゃーん

というリフレインが頭の中をぐるぐるしすぎて、朝5:30の鳥の鳴き声さえ、

おば、おば、おば、

と聞こえてしまう。

なお、ウズベキスタンではこのようなご婦人のことを「おぱ」というので、偶然の一致なのかなんなのか。

それ以外にもなんだか似てるなぁという言葉はウズベク語にはたくさんある。

する(能動態)、される(受動態)という日本語があるけれど、ウズベク語でも、受動態にしたければ動詞にTir(てる)を付けるというルールがあって、する、をされる、にする工程によく似ている。

トゥシュン(わかる) → トゥシュンテル(わからせる)

不思議だ。

スベタフォー(信号)がイシラマヤプテ



タシケントの中心に近く、一日中交通量の多い「ボドムゾールの交差点」で、停電なのか、信号が全く動いていなかった。

時間は9時前で、ちょうど通勤時間帯で交通量が多い。交通整理の警官も出ていないので、T字路の3方向から車が好き勝手に交差点に進入した挙句、クラクションの鳴らしあい大会となっていた。歩行者はクラクションを鳴らしあう車の間をひょいひょいと縫って渡る。こわい。

どの車も一分の隙あれば交差点を抜けてやろう、として結構なスピードで交差点に入ってきてしまって、結局一分の隙もなくデッドロックしていたけれど、日本の信号でもしも信号が停電したらどうなるんだろう。交通整理が来るまでは退避?

早く交通整理の警官が来ないと事故になってしまいそうだ。


学校にやってくると、知らぬ間に杏の実がずいぶん成っていた。果実が生るキャンパスって新鮮。

床屋のオイベックさん

オイベック駅のそばの床屋に通っている。理髪師の名前もオイベック。この国にはオタベックとかオイベックとか、そういう名前が多いので、床屋のオイベックと呼んでいる。

ウズベキスタンに来て一ヶ月くらいの頃、床屋を探し回っていて、ちょうど家のそばに見つけた床屋がオイベックだった。始めは相場がわからず、言われたまま15000スムを払ったが、市場価格なら5000スム、街の床屋で7000スムくらいが相場らしい。相場より二倍くらいの金額を取られている。場所柄、外国人も多いエリアなので多少色をつけて請求したのかと思う。

カット自体は時間をかけて漉きバサミでシャギーな短髪に切ってくれて、旧ソ連風の角刈りじゃなかったのと、丁寧にマッサージをしてくれたりしたので、これならまあ、そのくらい払ってもいいか、と思った。実際に市場で5000スムで切ったとすると、たぶん前髪と後ろ髪を長めに残して一直線にそろえた、いわゆる旧ソ連カットになるはずだから。

それから3週間に一度くらいずつ彼に切ってもらっている。毎回毎回、高いとは思いつつ、一度その値段で払い始めてしまったばかりに、どうやってディスカウントさせたらいいのかわからない。床屋もそこらじゅうにあるわけじゃないので、遠くまで行くのは面倒だし、また新しい理容師にイチから説明するのも、面倒。

ただ、この人のカットはなんとなく、ムラがあって、妙に短すぎるときもあれば、長すぎるときもあり、ときにはわかわかしく、時には微妙に旧ソ連風味に切ってくれる。仕上げに整髪量を付けてくれるときもあれば、つけないときもある。たいてい、日曜の夕方あたりに切りにゆくので、整髪量を付けてくれないことが問題じゃないんだけど。

ところが先日の日曜日、最後に切ってもらったときは、鋏もつかわずに最初から最後までバリカンで整えてくれて、お寿司屋さんのような角刈り風旧ソ連カットにされてしまった。これなら、市場の中のカット屋さんでもできる仕上がりだぞ。技術料だと思って15000払っていたけど、これに15000は払えないぞ~。

というわけで、そろそろオイベックにボラれるのもやめにしようかと、そんな風に考えている今日この頃なのです。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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