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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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イベントUZHELTH

先週は、イベントUZHELTHが本学で行われました。
 
UZHELTHは、ウズベキスタンの公衆衛生向上を目的としたEUのプロジェクトで、ウズベキスタンの多くの高等教育機関から代表者が参加しました。
 
EUからは、コーディネーターとしてピサ大学のAnn Katherine Isaacs氏ほか、イタリア、ポルトガル、スロヴァキアの各国からゲストがいらっしゃいました。ウズベキスタンのEUデリゲーションの代表者もオープニングにいらっしゃいました。私の職場であるTashPMIのInnovation Centerが今回のイベントのホストだったため、準備から運営まで含めいろいろすることがあり、忙しかったです。
 
ナチャールニク(ディレクター)などは毎日2,3時間しか眠れなかったそうです。
 
今回、いろいろ思うところがあったので、それを中心にいくつかブログを書きます。
 
・まず英語のできる学生がボランティアとして運営に協力してくれましたが、彼らとの語り合いが楽しかったです。本学にこんな優秀な学生がいるんだな、と驚きました。
・私の役割は例によって撮影係だったのですが、撮影テクニックや機材などについてもいくつか思うところあり

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夢と現実が混ざるタイプです

今朝、目が覚めた3秒後に、そういえば今回のウズベキスタン出国では、税関で持ち出す外貨をとがめられたり、トラブルが無くてよかったなぁ、と思って・・・
 
あれ、そういえば今回タモジェンナヤ(税関申告書)見せたっけ?見せてないような気が・・・
 
なんで見せないで出国できたんだろう???
 
そして、タシケントの空港の見取り図なんかを思い浮かべて・・・
 
しばらく不思議だなぁ、不思議だなぁと思って・・・
 
あれ、そもそもおれ日本に帰国したんだっけ、とおもって・・・
 
やっと、まだウズベキスタンに住んでいることを思い出したのでした。
 
なんのビョーキでしょうかね。

マルチカルチャー

今、私の部屋に5人の生徒がいて、たぶん3人はどっちかというとロシア語が得意なウズベク人で、2人はどっちかというとウズベク語が得意なウズベク人のため、会話がロシア語で始まったと思ったらしばらくするとウズベク語に切り替わったり、くるくるとまたロシア語に戻ったり、2人がロシア語で1人がウズベク語で会話になってたり、私のように単一言語の土地から来た者にとっては、かなり面白いです。

生徒のひとりに聞いてみると、100年に及ぶロシア配下だったときに、会議でウズベク語を話そうものなら、失脚せざるを得なかったので、禁止されていなかったとはいえ、ソ連時代にウズベク語を公的に使えなかったとか、高等教育を受けるためにレニングラードやモスクワに行って現地で妻帯する人も多かった、などの理由で、ウズベクとロシアの文化がミクスチャーされたから、とのこと。

http://iyamat.blog.shinobi.jp/Entry/1254/

先日読んだ、ロシアNOWの記事で、ウズベキスタンのロシア系住人は2.4%、ロシア語話者が40%という統計が出ていましたが、私は一貫してタシケントの新市街の集合住宅に住んでいて、つねにまわりにはロシア人が多いため、2.4%って少なすぎじゃない?と思いました。

でも、考えてみると、人口3000万人で、タシケントの人口が200万人くらい?その半分がロシア人として、100万なら人口に対して3%なので、そのくらいかも知れません。純ロシア人だけでそのくらいなら、他のロシア語話者(タタールとかカフカス人とか、ロシア語話すウズベクとか)も含めると、タシケントのロシア語話者は半分超えるくらいはいるのかな。学生など地方から出てきている人がかなりいるのを考慮しても、肌感覚だとそのくらいのロシア語人口はいそうです。


旅行予約サイトってどこがいいの?

旅行、ホテルの予約サイトは、ざっと思いつくだけでもいくつかあって、いつも検索するときに、どれを使えばいいんだろう?と思っていました。それで、思い立ってブハラのホテル、ホステルを検索してみました。そうしたら、検索結果はだいぶ差があって、たぶん今後はBooking.comをメインに使うことにすると思います。

(ちなみに検索したのがブハラで、世界の観光地の中でも有名じゃない場所なので、メジャーな観光地の場合にはまた違う結果が出るのだと思います。)

booking.com
http://www.booking.com
結果:ホテル10軒, B&B 3軒, ゲストハウス2軒, ホステル1軒 (合計16軒)

#16軒検索された。高級ホテルからB&Bも含めいろいろ検索してくれるし、予約もできる。全部予約できるわけではない。

hotels.com
http://jp.hotels.com/
結果:ホテル3軒

#ホテル3軒だけ検索できた。それなりの値段のホテル専用。

expedia.co.jp
http://www.expedia.co.jp/
結果:ホテル3軒

#ホテル3軒だけ検索できた。それなりの値段のホテル専用。タシケントからだと自動的にインドサイトが開いてしまうのは仕様?

tripadviser.com
http://www.tripadvisor.com/
結果:ホテル17軒, B&B 25軒、その他5軒(合計47軒)

#なんと合計47軒も検索された。予約は別サイトで行うので、レビューを書く・読む専用のSNSみたいなもの、と考えるのがいいか。ホテルの存在を確認するには最適。

hostels.com
http://www.hostels.com/
結果:ホステル2軒

#ホステル専用予約サイト。いちおう2軒検索されたけど、他サイトで人気のB&Bは出てこない。ちょっと情報の信頼度が疑問。北米やヨーロッパ向けなのかもしれない。

agoda.com
http://www.agoda.com/
結果:ホテル6軒(タシケント)

#ウズベキスタンはタシケント、サマルカンドのみ取り扱いがあった。タシケントで6軒検索されたので、expedia や hotels.comと似たような感じ。

結論

情報量が豊富なのはtripadvisor。情報量もそこそこあるし、予約もできるのがBooking.com。hotels.com, expediaは、高級なホテルかメジャーな目的地に活用できる。agodaはちょっと物足りない。hostels.comは、ホステルがあるエリアへの旅行で使うとよい。

※データはすべて2014年4月現在。

エストニアに関する記事

http://globe.asahi.com/feature/article/2014041700005.html

無料で読める部分の要旨はこんな感じ

・エストニアには「言語監督庁」、通称「言語警察」がいる
・エストニア語以外の言語の看板が目立つと指導される
・ソ連からの独立後、ロシア語しか話せない公務員に罰金などのペナルティを与えた
・エストニアの言語政策は、国民のすべてがエストニア語を話すこと
・しかし、40代後半以降のロシア系住民はロシアへの帰属意識が強い
ウズベキスタンと同じ旧ソ連のエストニアという国の言語政策について朝日新聞が記事にしていたので、興味深く読みました。エストニアでは、かなりエストニア語の使用を重視しているようです。ウズベキスタンでは、もちろんウズベク語が主要に話されていますが、エストニアとはだいぶ異なるなぁという感想です。

ウズベキスタンでも、公用語はウズベク語で、独立を機にロシア語は公用語から外れているようです。それでも実際には、幼稚園から義務教育、高等教育において、ウズベク語とロシア語の両方が選べるようになっています。

タシケント市街の看板に関しては、どちらかというとキリル文字で書かれたロシア語の看板のほうをよくみかけるので、ロシア語の看板がやんわりと取りしまわれているエストニアとは違います。

人の話す言葉に関しては、家庭内の言葉がロシア語ならロシア語、ウズ語ならウズ語ということになりますが、今はウズベク語の家庭の子息がロシア語の学校に通ったりもしているので、そのあたりははっきりとは分かれてないみたいです。

エストニアでは、40歳以上の世代がロシアへの帰属意識が強く、ロシア語しか話さない、とか、警察官や医師がロシア語しか話せない、といった問題があるようですが、タシケントでもそれは同じで、中年以降のロシア人ならロシア語しか話さないし、ロシア語しか通じない場所も以外と多いです(公的な機関、レストランなど)。ただ、ウズベキスタンではそれは許容されていることで、特に問題ではないです。

40歳以上のウズベク人については、普通の人はウズベク語を普通に話しますが、高等教育をロシア語で受けているせいか実はロシア語のほうが得意なんじゃないか、という人は多くいます。

若い世代のロシア人だと、帰属云々という感じじゃなくて、たぶんウズベク語も聞けば理解しているのでしょうが、殆どウズベク人がロシア語も理解するので、とくにウズベク語を話す必要性が無いのかも。

私は一貫して、ロシア人住民の多い新市街の集合住宅に住んでいるせいか、普段はロシア語のほうが多く耳にするし、ロシア人とアジア人の子供がロシア語で遊んでいるような場面も多く見かけるので、意外とタシケント出身の若者だとロシア語人口のほうが多いんじゃない?と思うこともあります。職場で、ウズベク人の生徒が生徒同士だとロシア語で話しているのに、先生とはウズベク語で話しているような場面も見かけます。

エストニア人の若い世代のロシア語力が低く、そのせいで就職等が困難になるということも書いてありましたが、その点も同じで、多民族都市のタシケント人でもウズベク語学校で育った子供はロシア語が苦手で、社会に出てからロシア語が必要になって困ったり、就職自体が難しくなったりという話も聞きます。

総合すると、今のタシケントではどうもウズベク語よりロシア語のほうが地位が高くて、ロシア人がウズベクにあわせるのではなくて、ウズベク人がロシア語にあわせるようになってるような印象です。

カンニングは善行!

先週の日曜はイースター(復活祭、ロシア語だとПасха?)でした。ロシア語の先生が絵柄ゆで卵と、ポール形のケーキをくれました。おしいかった!

テレビでアルメニアのイースターの様子をみていたら、大人が、ゆで卵をぶつけ合うゲームをしている様子を映していたので、面白かったです。2人が、それぞれ自分の卵をぶつけあって、最初に割れたほうが負け、買ったほうが負けたほうの卵を奪う、というゲームだそうです。



ロシア語の授業で、あなたはどの生徒の隣に座りたいですか?

という設問があり、以下の選択しが示された

1.勉強ができるが、いつも隣の生徒とお喋りしたい男の子
2.書くのが遅くて、いつも「今先生何て言った?」と聞く男の子
3.いつも先生の言ったことと違うことを質問する男の子
4.勉強に集中したいために他の生徒と話をしたくない女の子
5.勉強ができて書くのも早く、他の生徒を助ける余裕のある女の子

私としては、4番の女の子です。理由は、静かで私の邪魔しないからです。

でも!答えは5番で、それが一般のロシア人の回答なのだそう。なんでも、生徒は、互いに助け合いながら授業を受けるもので、隣の子が困っているときに助けてあげないのは、伝統的に失礼な行為!になるのだそうで、それによると、4番のような、自分の勉強のために他人に関わらない生徒は、「利己主義的な悪い子」なんだそうです!

私が、

「どうしてウズベク人の生徒がテスト中に、隣同士で正解を教えあったり、試験官(私)に答えを聞いてきたり、するのがわかりました」

というと、先生はわが意を得たり、という顔をして、「私が学生の頃も、監督の先生はわざと5分間タバコを吸いに行ってくれて、その間に皆で答えを写しあったものよ!」などと言います。

たとえテスト中でも、答えを教えてほしい人をむげに扱ったり、知ってるのに教えてあげない、無視したりすることは、相手を敬わない悪い行為なのだそうですが、私はいままで何度も試験官をして、何度も「答えを教えてくだせぇー」と頼まれて、毎回無視したりしているので、学校ではかなり悪い人のレッテルを張られているのでは?

それにしても、答えを教えあったりするのでは、それはもうテストじゃないのでは?

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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