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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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日記

駒ヶ根での日々。

今週は、朝の食事当番を拝命しているので、6:30のラジオ体操後にすぐに食堂に入って食器洗い、その後すぐに着替えて授業、17時までは課業で、すぐに夕食になるから、朝からずっと忙しくて夜7時くらいにやっと自由時間になる。それからが自習の時間なんだけど、なんせ眠くて、自習したまま寝てしまう日も。

そんな感じだけれど、三食おいしいご飯が食べられるし、寝室は快適だし、なにより無料で語学の授業をみっちり受けられるのがありがたい。この二ヶ月の訓練を自費で行ったら100万くらいかかるんだって!。昨日の朝も、SV(シニア)の方と、こんな有難い生活は無いっていう話をした。

昨晩は、キルギスのチョルポン先生、ロシア語のオリガ先生、それからウズベク+キルギスの生徒で、ペンションOZのおいしいピザを食べに行った。ワインもビールもたくさん飲んだけれど2500円で済んで、とてもよかった。駒ヶ根に来る前に、イルホン先生のブログを眺めながら、期待に胸を膨らましていたのを思い出して、ロシア語やキルギスの先生とこうして一緒に乾杯しているのがうれしかった。一年前の自分には少しも想像できなかった事だ。

ここにいる、若い隊員たちを見ていて、私は気持ちだけが若いままなので、つい同じ目線でいろいろなことを考えてしまうのだけれど、思い返せば、22歳といったら私が三年かけてアジアを一周して帰ってきた頃で、ここにいる22歳の子たちはさしたる海外経験も無く、これからそういう経験をしに行くのだろう。話をしていると、ずいぶん無知だなぁとか、未熟だと思うこともあるけれど、まだ海外を経験していなかった19歳のときの自分と話していると思うとそれも当然なのかも知れない。それに、今一緒に暮らす若い人がこれから海外経験を積んで、20年後くらいに私のようになる人もいるのかも知れない。無粋なアドバイスなど無用だろう。
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二週目だ~。

駒ヶ根に来て三週目。今日の駒ヶ根は雨。

6時の起床とか、22:30以降は喫煙できない、部屋から出られないとか、来所当時は制約の多さにうんざりしたけれど、なんだかんだ言いつつ、二週もすると制約の中で自由にする方法を身につけてきて、割とマイペースですごしている。

なるべく対等に人と接することを心がけているけれど、時々話している相手がすごく若い(22歳とか)ってことを思いだしてはっとしたりしている。私には、色々と意見があるかも知れないけれど、それを言う場所ではないと思ったりする。そろそろ仲の良いグループみたいなのが出来てきているみたいだけど、そういうのも私はなるべくくみしないように。

来所早々足をくじいてしまって、若干痛みが残っている。風邪もどうやらひいたみたいだけれど、直りかけている。

今は、形容詞や単語を必死になって覚えている、一度に出される数が百個近くあって大変。最近、宿題は夕飯前に済ますことにした。そうすれば夜は自由に使えるので。

やっと休日

4/22 日曜日

訓練所に入所して12日目。

やっと休日だ。実は入所した際に、入所前の暴飲暴食がたたって胃の調子が悪く、食事したりビールを飲むと吐き気がするような体調だったのだけれど、今はすっかり良くなって、昨晩は土曜の夜なので入所前のように駒ヶ根市街でビール・ワインをがぶがぶ飲んだ。

前のエントリーで書いたように、平日は6時前起床で午前のクラスまで駆け足ですごすので、週に一度の休日で何も予定が無いと何をしたらいいか一瞬悩んでしまう。よく考えれば語学の自習とか自主講座の準備とかすることはたくさんあるのだ。

台湾の離島で徴兵された若い兵隊が非番の日に村の民宿に泊まりにきてるのはなんでだろうと思ったことがあるけれど、今ならその理由がわかる。管理されて制約の多い集団生活を送っていると、たまの休日には何も制限されない民間の宿舎に泊まりたくなるものだ!実際ここの生活はじつに軍隊式だと思う。集団で起床、運動、食事、外出制限、当番、夜間の外出禁止、喫煙、飲酒禁止。

# PC講座の案と資料作りをする。

土曜日は特別。

4/21 土曜日

午前はウズベク語クラス、午後は救急法の講習。講習を終えてカードサイズの終了証をもらった。昼の時間にHさんに夜ビールを飲みに誘ってみた。

夕食後、タクシーを呼んで市街へ。運転手さんに居酒屋を尋ねると、駅前の桂という店を薦められたのでそこへ。五一ワインのボトル(1500円)おいしかった。これからウズベクで一緒になる7人の中でも歳が近くてなんでも話せる三人と。


訓練所での毎日

訓練所での毎日

5:30 起床
5:45 喫煙
6:20 集合
6:30 点呼 国旗掲揚 ラジオ体操
7:20 朝食 身支度(ワイシャツとスーツ)
8:45 午前授業開始
11:45 昼食
13:00 午後授業開始
15:00 各種講座受講
17:00 講座終了
17:45 夕食
19:00 自由時間(外出は不可)
21:00 風呂
22:30 消灯

19:00から寝るまでは外出不可とはいえ自由時間なのだが、実際には語学の自習、宿題をしたり、班活動や自主講座の準備をしたりといった用事が入っていて、洗濯や靴の手入れの時間も入れるとあまり自由時間という感じはしない。特に私は駒ヶ根にいる5名のコンピューター隊員の一名なので、二度の自主講座が控えていて、割と忙しいです。

今日の講座はJICAの協力隊事務局長のお話と、ボランティアとはなんぞや?というディスカッションをチームで行った。私の見解では、ボランティアというのは豊かな人が私財の一部を使って、途上国に人的リソースや技術、お金の提供を行うこと。私のような技術があってお金が無い人は本来ボランティアをすることができないけれど、JICAの事業により生活費がサポートされるおかげで、私という人的リソースを提供することができる。そこの見解が、個人個人で非常にばらつきがあったのが興味深かった。もちろん、それは差異があってしかるべきで、統一すべきことでも無いと思っている。

さてさて、今日は夕食後に何もなかったのでついつい眠ってしまいこれから宿題と自習です。

駒ヶ根での出会い。

私のことを知っている人なら、私がそんなに協調性とか社交性のある人間じゃないことはわかっているだろうけれど、やっぱり知らない100人以上の人といきなり共同生活をするのは不安だった。特に、知らない人と話をしないといけないのがストレスになりはしないか、とか。

蓋をあけてみたら割りと、私はすっかり抵抗なく知らない人々と話をしている。別に自分がスキルを上げたわけじゃなく、彼らは少なからず元々海外に目を向けている人が多く、加えてそれぞれ専門分野を持つプロフェッショナルで、論理的に語れる分野があるからだと思う。

特に農業や体育など、自分とまったく違うプロフェッションを持つ一回りくらい若い人と話すのが楽しい。普通にITで会社員をしていたら出会うことのなかった植林の専門家とか、農業の人とか、ノリの良い柔道の人とか。

農業隊員でベナンへ派遣予定の不思議な感じの女の子と話をした。南半球で南の星座を見るのが楽しみとのこと。ベナンでは女性が表で喫煙するのは良くないこととされているんだって。ベナンってところでどこだろう?


駒ヶ根の感想。

今回、駒ヶ根で二ヶ月間共同生活をする同期隊員は150余名。下は21歳から上は69歳まで、老若男女がひとつ屋根の下で住む。恥らうような年齢でもないのでいろんな人と積極的に話しをしている。ここに集う人々は、たとえ新卒の若い人でも必ず何かの専門家なのに加えて、それぞれが赴任予定国の情報を収集してきているので、話題が本当に面白い。それに、ともに未知の言語を学ぶ仲間という連帯感がある。来るまでは2ヶ月間24時間の共同生活に不安があったけれど、意外とひとりの時間も見つけることができるので、辛くない。ひとによっては、孤独が苦手な人もいるだろうが、私はむしろ時々孤独を享受しないと辛くなってしまうのだ。

喫煙所の前に、いまにも咲きそうなソメイヨシノが一本あり、朝は南アルプスと桜を眺めながらタバコを吸ったりしている。

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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