ロシア語をちょっと経験した人にはもううんざりするくらいの定番ネタなんだろうけど、改めてそうじゃない人向けに書いてみます。
ロシア語の筆記体は厄介。
全部繋がって見えて文字の区切りがわからないとか、それも問題なんだけど、もっと厄介なのは、ロシア語の筆記体のいくつかは、英語の筆記体と形が同じで、でも違う文字を表しているという点。
たとえば、キリル文字の
д(デー)の筆記体は英語のgの筆記体と同じ
п(ぺー)の筆記体は、英語のn
т(てー)の筆記体は、英語のm
に、それぞれなります。
だから、習い始めの時期に手書きしていて、頭では英語のエヌを書いているつもりなのにそれがピーであるとか、頭では英語のピーを書いているのにそれがアールであるとか、それに混乱します。今でも英語を手書きで書こうとすると、ついRをPって書いてしまうので、なるべく英語を手書きしないように努めています。
ちょっと表にまとめてみた。
それぞれ、同じ形をしているものを同じ色にしてみた。
英語のy(わい)とロシア語のy(うー)
英語のu(ゆー)とロシア語のu(いー)
みたいな、母音は特に混乱しますね。
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