付け合わせに生の草がついてくるのはタイ風。たぶんベトナムも。
タイ。
なんとなく気に入ったレストランが見つからないのだけれど、夕方になるとおいしそうなテイクアウトのお総菜を売る屋台が出るので、通りがかりのセブン-イレブンで、プラスティックの皿とフォークとスプーンセットを買いました。こういうとき、開いてて良かった!ですよ。本当に。
昔はそんな便利なものを簡単に買えない村だったので。
総菜やをのぞくと、どれもおいしそう。魚の煮付けとか、焼き鳥、イカの煮付け、鶏肉とタケノコの煮付けなど。
なかでもこれこそイサーン料理というべき、あひるのラープがありました。
ハーブと煮込んだアヒルの内臓の細切れと、アヒルの挽き肉を、米粉やレモングラス、バジルなどのハーブ、レモン汁、ナムプラーとあえた料理で、ご飯にあうんです。
それと、カオニャオというもち米、ソムタム(パパイヤの唐辛子あえ)を買って。
屋台のおばさん(この人、なんとなく見覚えがあるのでたぶん以前も会ってる)が、「これ何人で食べるのよ?」というので一人でと言うと、「えーーっ、かわいそうに、この娘たち連れて行っていいから一緒に食べな」と言います。娘たちとは屋台を手伝ってる実の娘か親戚か知らないけど、10代くらいの若い娘たち。
タイって、なんかそういう文化あると思う。年頃の娘さんを男の部屋に連れて行っていい、なんてお母さんや親戚のおばさんが、ふつうは言わないと思うけどタイは言う。
言われたお嬢さん(まだ10代くらい)が一番かわいそうじゃない?と思うけどわりと平気な顔してるんだよね。
タイの貧しい人が、売られていくのか自分で行くのか知らないけど売春婦として都市とか浜辺に連れていかれるのも、そういうバックグラウンドも含めて考えると、より理解できるのかも知れません。
お嬢さんのこさえたラープペッは、おいしかったので、それで十分でごわす。
PR