Jordan RakeiのライブをBlue note Tokyoで。なんでBBLじゃなくてBNTなのかな?と思ってたけど、ライブ始まったらわかりました。最近打ち込みで自分でトラック流しながら弾き語りする(独演タイプ?)人が多いこのジャンルだけど、ちゃんとバンドで(本人+ドラムス、ギター、ベース)生演奏に拘っていて打ち込み無しでした。
よくネオソウルとか言われてるけど、どこがネオなのかわからないくらい、今回のセットはファンクに振れていて、予想を超えてクラシックソウルでした。客柄踊る人はいなかったけど。私はブルーアイドソウルが大好物なのです。
時折震える歌声は美しくて、まるで密林の希少な鳥みたいでした。本人もバンドも、僕見たくありません!という感じで終始俯いていて客席をほとんど見てなかった。エンターテイナーというよりは演奏家/芸術家タイプなのかと思います。それで「僕は25年間壁の花だった」と切々と歌うのが妙にツボ。あの内気さ、マーヴィンゲイにも通じるように思います。
BN東京だから演奏時間45分くらいだろうと思っていたら、アンコール含め75分もやってくれて、値段も安いし、ニューカマーのライブはやっぱり良いですね。前回BNTに来たのは大昔、故ナタリーコールの公演で。その時はだいぶ短かったと記憶しています。今思うと健康問題で長くステージに立てないなどの事情もあったのでしょう。私も子供で、ああいう大人の場所にどうやって出入りしたらいいのかわからないLameさでした。
このアルバム、私はアナログで買いましたが、CDでもよかったかな。
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