PL保険
PL Insurance
製造物責任保険
PL保険といえばライターにラベルが貼ってあるのが有名。製造物責任保険といって、たとえばそのプロダクトで何かの損害があった場合に、消費者が製造者に損害賠償を請求することができるのがそれです。
それが貿易にどうして関わるのかというと、製造者だけではなく、輸出入業者も賠償責任が問われるからです。もしも、製造においてなにか過失が無くても、無過失でも責任を負わないといけないのがポイントのようです。
輸出者は、輸出PL保険に入っておけば、万が一消費者に訴訟を起こされて賠償責任が生じても、その場合の賠償金を保険で賄うことができます。
免責
懲罰的賠償金、公害、リコール、原子力事故等の場合には、保険会社は免責になります。
(懲罰的賠償金とかリコールの定義がいまいちわからないかも)
保険期間は原則一年間。
除斥期間は10年間。
(除斥期間については別途調べる)
輸入者も、責任を免れることができないので、国内PL保険に入ることが望ましい。これも、保険期間は1年、除斥期間が10年。そして、被害者は被害を知ったときから3年以内に損害賠償請求をしないといけないことになっている。
ポイントは、被害者は輸入者を訴えるとともに、欠陥商品を輸出した責任を輸出者に問うこともできるということ。
除斥期間について、時効のようなものらしい。ある商品が出回ってから、1年間はPL保険が有効で、被害者はそれを知ってから3年以内に損害賠償請求をしなければならなくて、10年経過して何も起きなければさすがに、損害賠償はできなくなるっていう意味かな?
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