ウズベキスタンにも、はっきりとした春夏秋冬があるが、日本の春夏秋冬との違いは、食べ物の部分かもしれない。
もちろん、ウズベキスタンにも季節の味覚というのがあるけれど、果物やナッツ類に限られる。基本は獣食なので、通年同じものを食べている印象。日本には魚食の文化があるので、季節に応じた味覚がより多彩に見えるのだろう。それに、冬のウズベキスタンは野菜も果物も品薄になって、ちょっと味覚が寂しい。凍りかけた野菜が市場に並んでいることも。
しかし、風景の移り変わりは、日本よりも極端で、より春夏秋冬を感じることができる。
夏は40度の灼熱
秋は綺麗な街路樹の紅葉
冬は雪景色
春は緑の芽吹き。
秋のタシケントの街路樹を見ていると、四季のある土地は良いと思った。抑留されていていた旧日本兵たちも、この街の四季の移り変わりを見て、祖国を思い出したりしたのかも知れない。
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