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魔が差して客に呼ばれてしまった話(前半)


5月だ。ポプラの綿毛が舞い飛ぶタシケント。どうも顔がくすぐったいので触ってみると綿毛だったりして、想像以上にうざい。気候はすっかり初夏で、Tシャツじゃないと暑い。
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実は、あまり休日に人に呼ばれたりするのは好きじゃなくて、できれば家でテレビでも見ながらゆっくりしていたい方なのだけれど、魔が差して休日に約束をしてしまった。夏のようによく晴れた暑い日曜日。

サムピー(私の勤務先)の「裏手」に住んでいると聞いていたので、それなら行くにも迷わないし、行ってもいいかな、と思ったのが魔が差した原因。でも当日に指定されたのは、「マキシムゴーリキーまで来て、いつもと反対側を降りて、41番のマルシュルートカで、○○ってとこで降りて、電話くれる?」っていうものだった。 全然、裏手じゃねーじゃねえか。しかも、乗ったことのないマルシュルートカで、聞き取れてるかもわからない場所で降りろ、なんて、外国人にはハードルが高い。がっかりだ。

手ぶらで行くのも悪いので一応スーパーに行ったけれど、贈答品は私の手持ちのスムでは足りないし、何を買っていったらいいのか見当がつかない(これも、メフモンに行きたくない理由)。苦し紛れに酒とチョコレートなんかを買って、地下鉄に乗る。地下鉄を乗り換えて、マキシムゴーリキまでやっとこさ行って、次はマルシュルートカの乗り場を探す。

マルシュルートカはルートの途中で乗り降りができるのを知ってるけれど、知らない路線なので、乗る前にちゃんと運転手に話をつけておきたかった。「○○っていう所に行きますか?」 と、「すみませんが、○○ってところで教えてくれませんか」という交渉を、適当に道路で止めたマルシュルートカでする自信は全然ない。

結局、回送中らしいマルシュルートカを見つけて、不機嫌なロシア人のおじさんドライバーに、指定の場所でおろしてくれるように頼んだ。

無事に発車して、一安心と思ったら、暫くしてマルシュルートカは終点についてしまった。

「で、ここは終点みたいだけど、○×はどこなんですか!」と運転手に聞いたら。「しまった!君のことをすっかり忘れていたよ」と言われた。わざわざそのために運転手の隣の席に座っていたのに、忘れるなんて。

この時点で、もう来るんじゃなかった。家で大人しくテレビでも見てればよかった、と後悔した。週に一度の休日に、もぞもぞ地下鉄を乗り換えて、歩き回ってバス乗り場を見つけたり、挙句降りる場所を教えてもらえずに、人気のない終点に連れていかれるなんて、最低の休日じゃない?

(つづく)

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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