あるウォールストリートジャーナルの記事を読んでのけぞってしまった。
いわく、飛行機が着陸に失敗し炎上しても、殆どの人が生き残ることができたのは、エアクラフトの技術革新(不燃性の素材の利用など)や、機内オペレーションの向上(すばやい誘導)があったからだ、とその記事はしめていた。
私はそれを読んで、いくらなんでも2名の人が死んでいるのだから(一人はなんと救急車両に轢かれた形跡まであるとか)、飛行機の技術革新どうのと言う場合じゃないだろ・・・と思ったけれど、なんともアメリカ人らしい、自己肯定感に恐れ入った。事故機はボーイングだったわけだし。
アシアナ航空で帰省する話になったときに、アメリカがあまりお好きではない某チーフに上記の話をしてみた。すると、
「だからアメリカ人は馬鹿なんだ!人が何人死ぬかなんて、神が望むか望まぬかに決まってるだろう?はははっ」
そうか神だったのか!
日本人としてはそこで神が出てくるのもちょっとピンとこないけど!!
ところでこの方は最先端のIT業界に生息していて、普段から私が舌を巻くほど非常に論理的な人で、とてもじゃないがそういうときに「神が」と言い出すタイプだとは思っていなかったので、意外だった。やっぱり、いかなる人の心の中にも神(フド)がいるのだなぁ、などと、変なところで感心してしまったのです。
あまり戒律が厳しくないとか言われているらしいウズベキスタンですが、やっぱりちゃんと神がいるみたいですよ。
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