ちょっと、私のおつむは支離滅裂なので、何か頭の中にあることを書き始めると、まったく別の話題にそれたまま書き終えてしまうようなことがあって、そういうときは多分書きながらいろんな引き出しが開いてしまうみたいで、よくないです。
それで先日も、ちゃんと書きたいことがあったのに、なんとなく別の話題に移行してしまってて、書いたことは書いたことで噓も何もない本当のことなんだけど、もう一度書いてみようかと思いました。
自分の中にはすごく強い恨みの感情があるらしく、ときどきそれに気づいてびっくりすることがあります。
たとえばふとしたきっかけで身の回りに敵を見つけてしまったとき、自分が敵と認識してしまったときに、すごく強い敵意を向けてしまうことがあります。
その、すごく強い敵意というのは、恨み、のような塊が自分の中にあって、その塊は、おもに子供のころから自分に向けられた悪意、敵意とか嫌悪っていうものを、自分の中にずっと取り込んできた結果、まるで仕返しするように他人に向けるようになってしまっているのではないかと思っています。
大人は、軽い嫌悪や否定の言葉を向けられても、そういうのを跳ね除けるすべを心得ているので、悪意を自分の中に取り込むようなことは多くないと思うのですが、子供は、大人に反逆することができないし、まだ跳ね除けることができないから、嫌悪を全部受け止めて自分の中に蓄積してしまいます。そして、それをずーっと大人になるまで背負う(少なくとも私はそう)。だから、子供にうっかり悪意のある言葉を向けたり、否定したり、尊厳を傷つけるようなことを言っては駄目。残念ながら街を歩いているとそういう親はずいぶんいるみたいだけど。
ところで、自分の中に強い恨みがあるのは、良くないことで、それをうまくコントロールしなければ、とは相当早い段階から気づいていて、そのために色々なことをしてきたつもりです。
ある出来事をネガティブに捉えてしまいそうなときは、なるべくポジティブサイドを見るようにしたり、なるべく冗談にして笑い飛ばしたり、他と比較したり、あるいは比較することをやめたり、という具合で、コントロールしているつもりなんだけど、やっぱりときどき、強い恨みがもこっと顔を出すことがあるので、それ自体が消えてなくなる、ということではなさそうです。
恨みが出てこないように敵を作らない、というのが一番いい方法で、できるだけ人とトラブルにならないように、人を優先するように、しているつもりです。自分から悪意を向けることは殆どないです。でも向こうからやってくるものは、どうしようもないので、そういうときは徹底的に避けるか、徹底的に攻撃するか、になってしまうみたいで。
やっぱり、避けるのも攻撃するのも疲れることなので、そういう風になりそうな人間関係には、近づかないし身を引くっていうのが自分に合ってると思います。