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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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Задолженность (負債)

16.10.2012

電気が来ない話。

電気が止まったことに関連して、思い出したことがあります。

日曜日の昼、誰かが部屋をノックしていました。うちのアパートは、アパート廊下に入るために鉄の格子があって、格子を抜けると玄関の扉がある、二重ロック構造になっています。だから知らない人が突然来訪することは無いのですが、その時に限りスコープを除くと若い男が。

部屋を借りる際に、もしも誰かが部屋をノックしても、事前に電話をもらっていない場合、知らない人の場合には絶対に開けてはならないよ、と言われていました。なのでガン無視居留守。

後になって彼が部屋のドアに何か紙片をはさんでいったのが判りました。

" Уважаемый абонент.
У вас имеется задолженность за услуги кабельного ТВ.
Во избежание отключения оплатите задолженность. "

( 親愛なる顧客、ケーブルTVのサービスにおいて負債があります。切断を避けるためには料金を支払って下さい。)

内容はロシア語で書かれた、督促通知みたいなものでした。でも、TV代金は大家さんが代行して払ってくれているし、隣の部屋にも同様な紙が挟まれていたのであまり気に留めていませんでした。

もしかすると、TV代金の未払いの報復として、部屋の電気を切られたのではと推測しています。真相は大家と話してみないとわかりませんが。



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День Рождения (誕生日)

16.10.2012

同僚のQ君の誕生日でした。

昼からパーティをする、と言われていたので、様子を伺っていたのだけれど、10時頃から女性たちはサラダをマヨネーズで合えはじめたり、男性はどこかから鶏の丸焼きを買ってきたり、ジュースを買ってきたり、すでにそわそわしてました。職場の居室のテーブルを並べ替えて、即席のパーティ会場を作り、ごちそうが並び始めた。鶏の丸焼き二羽分、二種類のサラダ、ノン(中央アジアのパン)、ジュース各種、ケーキ二種類。すごい!

私も鶏を切り分けるのを手伝ったり。余談ですが、こちらの人はあまりナイフとか、使わないです。パンも鶏の丸焼きも手で千切ってお皿に並べます。まだ、油が熱くて手で千切るのが難儀でした。そうして、主役のQ君の登場。着席。

誕生パーティって初めての体験だったのですが、割と宗教的に行われました。一番年長のチーフが終始仕切ります。 まず開会の祝詞みたいなの、そして小さくお祈りをして、参加者が順繰りにお祝いの言葉を述べて、そのたびに乾杯します。昼なのでジュースでしたが、夜ならばウォッカちゃんを飲むのでしょう。

お祝いの言葉は、それぞれ事前に考えてきたみたいで、結構長々と述べるのですよ。当然私の番も回ってくるのですが、何も考えていなかったので二言三言で済ましてしまって、拍子抜けされました。今度はきちんとトースト(祝辞)を考えておかないといけない!

チーフとS君からはプレゼント贈呈も行われました。正直、職場で同僚の誕生日を祝うのにこんなに大掛かりなものとは思わなかったので、びっくりしましたが、今度は心の準備をして望みますよ。

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Пров (ピラフ)

16.10.2012

「タローさん、プロフいくぞ」

キターー

朝11時半のことでした。

ウズベキスタンは、家族とつながりというのをとても大事にします。いい年をして未婚というのは非常に異端で、ほとんどの青年は20代半ばのうちに結婚します。結婚式というのが人生で一番のイベントになります。

ということは、しょっちゅうどこかで結婚式をしているという状況になります。結婚式は夜行われますが、それに先立って朝か昼に、花嫁の家族が主催するプロフ・パーティが行われます。プロフ・パーティとはウズベキスタンの正当な伝統料理オシュ(油で炊いた飯=ピラフ)を、男性が集まって食べるというもの。伝統的に男性だけがこのプロフパーティに呼ばれます。

先月は同僚の結婚式で昼にプロフパーティにお呼ばれしましたが、今日はチーフのお兄さんのお嬢さんが結婚するということで、連れられてゆきました。今回も会場は非常に広く、見たところ数百人の男性が一同に会し、プロフを食べる。写真等は撮影していないのですが、数百人の男たちが一斉にプロフを食す風景は圧巻です。30分くらいで食べ終えると、ゾロゾロと会場を後にします。

未婚率の低さに加えて、人脈・コネ社会のウズベキスタンでは、知り合いをひろーく持つので、春秋の結婚シーズンになると、いたるところで結婚式。プロフ・パーティも呼ばれすぎて忘れてしまうほどとのこと。

そして、明日は別のプロフ会があり、それは7時開始なので、6:30に迎えにゆくからアパートで待っているように、と言われました。

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Свет (電気)

15/10/12

今、電気が来ていない。

ここで大事なのは停電ではないということだと思う。なぜなら、団地の廊下もお隣も煌々と電気が点いているわけだし、電気が来ていないのはウチだけだからだ。

考えうる可能性は、大家さんが電気代を払い忘れているとかそういう類。タシケントでは大家さんが電気代を払い忘れていると、電気会社の人がきて電気の引込み線を切断してゆくという怖い話もよく耳にする。

すぐに大家さんに電話してみたら、「申し訳ない、今日はちょっと忙しい。明日になったらナンチャラカンチャラ・・・」とのことだった。こういうとき、うちの大家さんはウズル(申し訳ない)と言ってくれるので、割といい人なんだと思う。

しかし、電気が来ないのは問題だ。帰宅して電気が点かないので諦めて寝てしまおうと、いったんベッドに潜ったが、サラダを作るつもりでトマトを買ってきたことを思い出したらやっぱりお腹がすいてきて、面倒だけど手探りで着替えして、スーパーへ行きろうそくを買い、インスタント麺を買ってきた。顔見知りのレジの兄ちゃんに停電してると言ったらウケた。そんなにおかしいか、と思うほどウケてた。

ろうそくの明かりでトマトを切りながら、やはり電気は大事だと思った。たとえば今切っているトマトに寄生虫がうようよいたとしても、暗くて見えないし、電機がないことで結果的に病気になるようなこともあろうよ。それでも私は首都の協力隊員で、協力隊だと水も電気も来てないようなところで活動する人もいるのだし、これでも恵まれているのよなあ、などと思った。

冷蔵庫の中身が全滅なのだけが残念だ。先日解体した鶏がら、スープにする前に腐ってしまう。手羽先も。アイスクリームも!野菜はぬれふきんに包んである分は救えると思う。キャンドルライトがムーディなどと言う人がいたら、ここに連れてきて料理させてみたい。暗くて何も見えないだろうよ。いらいらいらッ。

追記
電気が戻った話

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Дождь (雨…)

15.10.2012

どんより曇った空。目覚ましをかけてるのに、起きられない月曜日でした。タシケントに来た6月末は、4時頃にもう空が明るくなっていて、夜は8時半まで夕暮れだったのだけれど、すっかり年も暮れてきて、今は朝7時でもまだ薄暗い。冬の盛りには何時に朝が来るのでしょうか。タシケントは青森あたりと同じ緯度だったと思うけど、もしかして北海道も、冬はそんなに早く日暮れが来るの?

おまけに今日は雨。6月から、雨って一度くらいしか経験していないと思います。7、8、9月は雨が一度も降ってないんじゃないかな。昔、日本の梅雨はヒマラヤの雪解け水が降るって聞いて、情緒があるものだと思ったものだけれど、ここはヒマラヤも越えてさらに西。えらいところに住んでるんだなぁと思います。

雨っていってもざーざー鰤じゃなく、ちょっと路面が湿った程度だったらしく、人たちは傘など持たずに歩いていました。雨が少ないことを考慮して皮底の靴を持ってきてるので、あまり雨は歓迎しません。

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Деньги №2 (生活費)

15.10.2012

(前回の記事)

ところで、JICAボランティアは1000ドルくらいの現金をはじめに持ってくるようにアナウンスされていて、私はちょっと少なめに800ドル持ってきた。でも、結果的に800ドルや1000ドルでは足りなかった。

というのは、生活費は先払いで三か月分もらえるのでいいけれど、家賃に関しては立替で6ヶ月分後払いになるので、家賃の清算寸前になると、私の場合は180ドル/月なので半年分の1080ドルをポケットマネーで立替ないといけない。それに加えて、生活費の三ヶ月1000ドルは結構ギリギリなので、ちょっと出費が多い月などは足が出る。

ということで、1500ドルくらいはじめに持ってきておいたほうがよかったです。私は700ドル程度足りていないので、今年の末くらいに手持ちのドルがなくなってしまう予定。そうなる前に、近々、クレジットカードでキャッシングをするつもりです。持っててよかったVISA。(ちゃんとキャッシングできるのかっていうのも不安だけど・・・)

今後、JICAボランティア参加予定の人も、もし家賃清算が立替必要で、家賃補助180ドル程度の任地なら、赴任時に1500ドルくらい持っていくのがいいですよ。家賃がそれ以上ならもちろんそれに応じて増額してください。家賃半年分+500ドルくらいが適当だと思います。


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Деньги №1 (生活費)

15.10.2012

手持ちのスム(ウズベク通貨)が無くなったので、市街に両替へ。普段、200ドルずつ両替しているのだけれど、今後はロシア語の塾へ行くことになったので、今日は300ドル持っていった。するとドルの手持ちがあんまり無いことに気づいた。無いといっても、日本の口座にはお金があるし、NBU(ウズベク国立銀行)にも手付かずの生活費が残っていて、単に送金したり引き落とししたりするのが面倒なだけだ。

ふと、思い立って普段どのくらいお金を使ってるのか計算してみることに。前回の両替から21日、200ドルを三週間で使ってるなぁ。そうなると、一日10ドル弱、一ヶ月で295ドルくらい使ってることになる。実際には通信料金が月に20ドル程度かかってるので、一日9ドルが生活費ってことになる。ん~、微妙。

微妙というのは、われわれがJICAから出してもらっている生活費は3ヶ月1000ドルっていうことになっていて、今使っているのは生活費ぎりぎりだったから。豪勢に使っていてギリギリなら諦めるんだけど、普段の生活で結構注意して外食を避けてるにもかかわらず。

これに加えて今後は、月々30ドルずつ塾の代金がかかるし、冬場に備えて冬物を買わないといけないし、冬場の暖房費は賃料外だった。つまりそれらは生活費外で持ち出しってことになる。

タシケントは結構物価が高い。肉は安くてキロ5ドル、外食もたいてい一食5ドルくらい。安くて助かるのは、タバコと酒と果物野菜くらいかな。ウズベキスタンに来たからにはいろいろと習い事をしたり、せっかくだから旅行したりしたかったけど、あんまりそういう余裕も無いってことに気づきました。

(続き)

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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