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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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DVDの品揃えが豊富な店

日曜日、いい天気だったのでチョルスーにドラマDVDでも冷やかしに行こうかと思って、メトロに乗りました。駅を降りて出口に進むと、おや、いつもと違う風景。

間違えてひと駅前のGafur Gulomで降りてしまいました。

しょうがないので、メトロをもう一度待つのもタルいし、ガンガ(人気レストラン)の前を通ってチョルスまで歩くかと、歩き始めると、ガンガの少し手前に、映画専門店と看板が出ているDVDショップが。

映画・ドラマのDVDを買うつもりだったし、店は店員と会話しなくていい、商品が手に取れるタイプの店だったので、ちょっとひやかしに入ってみました。(ウズベキスタンの多くの店は、商品がカウンターの中にあって、店員に言って見せてもらうパターン)

ロシアドラマの棚を見ていくと、私が欲しくて諦めかけていた、Глухарьの全シリーズがそろってる!うれしくなりました。

他の棚も見てみたけれど、音楽DVDや外国映画の品揃えもよくて、市場で売っているような、PCで再生するタイプのビデオファイルを(インターネットからダウンロードしたものを)ただのDVDに焼いた海賊版じゃなくて、きちんとしたDVDフォーマット(DVDプレイヤーで再生できるやつ)だったです。(まあでも海賊版には違いないのですが)

値段は、市場の海賊版は一枚2500スムですが、一枚10000スムなので割高。でもこの際、欲しかったタイトルだから、大人買いしました。

この店、今後もリピートしてしまいそう。たまには道を間違えてみるものですね。


海賊版には違いないっていうのは、ちょっと説明すると、いかにもきちんとケース入りでDVDのフォーマットで販売しているけれど、実は中のビデオファイルはテレビ番組を録画したもので、その証拠にウクライナのテレビ局のオンスクリーン宣伝がちらほら入っているのです。だから、テレビを録画したものを、誰かがDVDのフォーマットに編集して、DVDに焼いてさも本物のDVDみたいに売ってるんですね。

日本だとそういうのも海賊版にあたるのでしょうが、旧ソ連圏の文化がまだよくわからないので、海賊版と公式版の違いがいったいあるのか、ないのか、わからないってところです。

場所はガンガレストラン前からサーカスと反対方向(ガフルグロム駅方面)へ徒歩でちょっと。進行方向右手です。某ニルバーナチェーンよりずっと品揃えは良いです。
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Deep Purpleはロシア語でナンだ

Deep Purple はГлубокий пурпур ?
Shocking Blue はПотрясающий синий ??
Black Sabbath はЧёрная пятница ???

土曜日に帰ろうとしたら、職場にいるおじさん(いまだに、仕事がナンなのかわからないおじさん、たぶん、警備員の親分みたいな人)とバス停で一緒になった。

おじさんはアメリカンロックが大好きなので会うたびにディープパープルの話を振られたりする。でも発音がDeep Purpleというより「ディップ・パプ」という感じなので少し理解するのに時間がかかる。

「おい、Deep Purpleはロシア語だとナンなんだ」

おじさんはいつも詰問口調だ。

私「Deep Purpleはわかりますが、ロシア語を知りません」

「じゃあShocking Blueは?ブルーはわかるがShockingとはナンだ?」

しょうがないので、携帯の辞書でちまちま調べることにした。

Потрясающий синий とか言っても、おじさんはいまいち納得しているのかわからない様子だ。

「じゃあブラックサバスは」

ブラックサバス・・・それは難問なのではないか。

サバスはたしか、犠牲祭みたいな?(あとで調べたら全然違ってた。安息日だって。知るか)

「えーっと、それはですね、ハイイトバイラム(イスラム教の犠牲祭)みたいなものです。黒いハイイトバイラム」

私だってロシア語で色を全部言えるほどのスキルは無いんだけれど、パープルはどうやらпурпур(プールプル)というらしい。

まったく、バンドを売り出す際にバンド名の翻訳くらいつけて売り出してほしいものだなぁ!(やつあたり)

ロシアのドラマ Глухарь ~Пятницкий ~Карпов

Карпов(カルポフ)のことを書いたのでちょっと補足。

このドラマはスピンオフのスピンオフみたいなシリーズで、オリジナルになっているのは2009年くらいから放映していたГлухарь(グルハリ)というドラマです。

Глухарьは、警察署を舞台にした刑事モノで、СергейとДенисという仲良しが色々問題を起こしたり事件に巻き込まれたりする、けっこうコメディ色の強いドラマだったみたいです。

このシリーズは、3シーズン全160話も放映されている大ヒットシリーズで、Карповはその中の登場人物の一人でした。主演ではないながら、その圧倒的な存在感で、主演を凌ぐほどの相当な人気が出たようで、WEBをチェックしているとファンサイトとか、YOutubeでは彼の登場人物ばかり集めたビデオがたくさん上がっています。

彼の役は、ちょっと(相当?)ヤクザな警察官の役で、ほどほどに善良な主演2人と比べて、悪役的な役回りなのですが、暴力的で怖いキャラクターで、若くも無いしハンサムでもないКарповがこんなに人気が出るっていうのは、ロシアのよくわからないところですね。

でも、演じるВладислав котрялскийの尋常じゃない目つきとか、レクター博士を思わせる怪演はたしかに癖になります。

Глухарь が終わったあと、同じПятницкий署を舞台とし、署長役のВиктория Тарасова が主演のПятницкийシリーズがスピンオフとして始まり、その後に満を持して始まったのがКарповです。

Глухарьと比べるとコメディ色は全く薄れてしまって、あくまで暗く、シリアスな展開です。カルポフは、過去の自分のような悪い警官に痛めつけられたり、過去の自分自身の悪行に苦しめられたり、身分を偽って好きな女性と付き合いながら同じく身分を偽った女(自称カルポフの娘)に騙されたり、因果応報のモチーフが散りばめられていて、じつに暗いです。こういうのが人気っていうのは、ロシア人ってけっこう「運命」が好きなのかな。

Глухарьを見ていないとわからない複線があったりするので、全部見たいのですが、ウズベキスタンでは古いドラマのDVDを売ってないし、インターネットで見るのは高すぎるし、いつかロシアに行ったらディスクを買いたいと思ってます。

Lang-8が良くなってた

Lang-8が良くなってる

L-point導入あたりから、仕事が忙しくなってきたのもあって、あまり使わなくなったのだけれど、久しぶりに見たら、いろいろ機能追加されて良くなってました。

ぱっと気づいた点は以下

(1)添削レベルの希望を出せるようになった

以前から、文語で書いたジャーナルを無理やり口語で書き直すとか、その逆とか、添削ならぬリライトをしてしまう奇妙なユーザーが散見されていたけれど、これに関して対策してあって、

-no particular way(特に希望なし)
-so that it is understandable(理解できるレベルでの添削希望)
-so that it is natural(自然なレベルでの添削希望)
-as formal(文語体で)
-as casual(口語体で)
※()内は私の意訳です

これ重要ですね。そういえば、英語や日本語で対訳をつけると、対訳に対して100%忠実に添削してくれる人もいて、ありがた迷惑っていうか、そんなに完璧を求めてない!って思うことも多々ありますね。学習中の外国語に母語と同じレベルの表現なんて求めてないし。

(2)Abuse報告機能がついた

大きなサイトになるとやっぱりSPAM対策しないといけないのでしょうね。添削じゃなくて翻訳依頼とか、母語で挨拶を載せてるだけの人もいっぱいいるけど、しょうがないのかな。

Lang-8って、結構身軽にいろんな機能追加、機能変更をしてくれるので、ちょっと見ない間に改善されているのは、とても良いサイトだと思います。

一方で、まだ改善されないなと思う点もあって

(1)需要と供給のバランス

やっぱり、英語学習者が圧倒的に多く(50万人)、英語を添削する人がいない。供給不足(需要>供給)なんですよね。これはサイトががんばってもどうにもならない気もする。

先日、珍しくウズベク人のユーザーがいて(知り合いではない)、気になってチェックしていたら、「Why nobody correct my English update?(どうして誰も英語の添削をしてくれないのですか?)」というアップデートをしていて、あまりにも気の毒だった。

彼の母語であるウズベク語を学習する人なんて殆どいない筈なので、L-pointを稼ぐこともできないのだろうし、クレジットカードを使う習慣のないこの国の人にプレミアムユーザーを進めても無意味だし。

私の学ぶロシア語は1万人以下の学習者しかいなくて、供給のほうはおそらくそれ以上いるので(需要<供給)、すぐに添削してもらえますよ。Lang-8は、マイナー言語に特化したサービスにしてしまって、英語に関しては、お金で雇った添削者がせっせと添削してくれるような別コンセプトの有料サイトでも作ってそっちに誘導してあげたほうがいいのではないかと思います。

※ちょっと気になってユーザー数チェックしてみたら、
英語の学習者50万人、英語ユーザー9万人
露語の学習者9000人、露語ユーザー5万人
アカウント取得者ベースだけど、やはりこれではね。

(2)スマートフォン版

スマートフォン版の読み込みが妙に遅くて大変なのは昔からなんだけれど、これも改善されたらいいな。

サービスについてあれこれ思ったこと

いつも行く酒屋がありますが、イスラム教圏の酒屋というと若干、反社会的というか、アウェイな存在なのか、なぜか怖そうな喧嘩が強そうなお兄さんが店員であることが多いです。

先日もビールを買いに行ったところ、怖いお兄さんが暇そうに店番をしていて、昼のメロドラマみたいなのを見ながら、主題歌を口ずさんでいました。

ビールをカウンタに持っていくと、こちらを見もせずに、目はテレビを見ながら

「1万1千スム」

とだけ言って、私は、11枚の札をカウンターに置いて、店を出ます。怖いお兄さんは最後まで私の顔も見ませんでした。

日本だと、店に入ればいらっしゃいませと言われるし、金を払えば「~円のおあずかり~円のお返し」といわれたり、「有難うございました」と言われたりします。

ウズベキスタンにサービスの概念が少ないとか、そんな事を言うのは簡単なのですが、私はもうタシケント暮らしに慣れたせいか、日本のくどいサービスがどうも過剰な気がしてしまいます。

コンビニの店員なんてたいした時給を貰えるわけでもなく、汚れ仕事で、個人的なチップをもらえるわけでも無いのに、サービスだけは丁寧なものを求められるなんて、なんだか変?

労働は時給に応じたレベルでいいと思うのですよね。たとえば、自分がサービスすればするほどチップをもらえたり、売り上げが見込める仕事だったら、サービスすればいいと思うんだけど、そうじゃないのなら、無愛想だって時給なりの仕事をすればいいのに、と思います。

ウズベク人のスーパーの店員の仕事っぷりなんて大概なものですけど、それも給与に見合った、ストレスの無い仕事っぷりなんじゃないかと、思いました。

給与は安くても奉仕の心で、サービスやおもてなしを忘れずに・・なんて、ストレスばっかりたまるから、そういうところ、段々変わっていったらいいのに、と思います。最近、バイトが悪いことをして騒ぎになるとか、ニュースになりますが、雇う側も社会人の常識を求めるのなら、それなりの時給を払う必要がある、っていうことじゃないのかなぁ。

ドラマ『カルポフ』と、ロシアのテレビの時間帯について



昨年、来ウしてすぐに見始めたロシア語のチャンネル(ちなみにНТВ)で、すごく気になったドラマがありました。

Карпов

予告編はやったら放映してるのになかなか始まらない

第一シーズンは衝撃的なラストだったのですが、一年後のこの秋から続編があるという噂がインターネット上で散見されて、どうやってあのラストを回収するんだろう・・・っていうのがずっと気になっています。

で、もうНТВでは新番組の予告が始まっているのですが、いったい何日に始まるのか気になっていて、ホームページで番組表をチェックしたりしています。

---

ところで、私の家では8時に、ロシアの7時のニュースが見られます。タシケント時間はモスクワの1時間先なので、8時に7時のニュースをやっているのは不思議ではないのですが、どうもそんなに単純な話でもないようで。

とあるドラマは、局のインターネット番組表によると、モスクワ時間の23時に放映します。ですからタシケントの24時に放映するはずなのですが、タシケント時間の21時に始まるのです。

うちのテレビは、ウズベキスタンのケーブルテレビで、合間合間のCMはウズベキスタンのCMが流れています。でも元々はロシアの電波をキャッチして放映している筈で、モスクワ時間の23時の番組をモスクワ時間の20時(タシケントの21時)に放映している地区があって、そこの電波をキャッチしているのではないかと。

それで、モスクワ時間の23時に20時になっている場所を調べていたら、ロシアの真ん中あたり、ノヴォシビルスクがモスクワより3時間進んでいて、タシケントにも一番近いっていうことがわかりました。

だから、(推測ですが)、私の見ているチャンネルは、ノボシビルスクあたりで放映されているロシアのチャンネルということになるかと思います。


ロシアには9つの時間帯があって、モスクワを0とすると、西のカリーニングラードはー1時間、東のカムチャッカは+8時間になるそうです。そうなると、朝7時のニュースが、カムチャッカでは午後3時に流すのか、もしくは、朝7時のニュースが東から順番に9回も流れることになるのか、考えると頭が痛くなりますね。

そういえば、ノボシビルスクのテレビを見ていることになるのなら、うちで朝8時に7時のニュースが見られる理由はなぜなんでしょう。ノボシビルスクでは10時に7時のニュースを見るの?考えれば考えるほど、わけわからないです。

ICT Summit(4) 自分の出番は



ICT Summitというと、年に一度の大きなイベントになるので、結構時間をかけて準備して気合を入れて望んだのだけれど、結局、全体の進行の遅れがずるずると続いて、20分の予定時間が10分になるし、ウズベク語の丁寧な挨拶も準備していったのに、会場にはウズベク人がいないし(※)、プログラムの一番最後で聴衆の多くは帰った後だったし、職場からは誰も聴きに来なかったのが不満でしたが、自分としては満足に出来たと思います。

(※)言語が、言語がと、くどくど言ってるのはこういう個人的な理由もあった(笑

ー進行の遅れ

開会は15分遅れ、メインセッションも予定を大幅にオーバーしたので、メインセッション終了時に35分の遅れでした。その後、午前のセッションに参加したところ、1人目のスピーカーが予定時間30分をオーバーして45分かけたので、最後の私の発表は時間的にできないのではないかと思いました。小さい会場のセッションならタイムマネジメントをすればいいのに、と思いました。

結局、昼食後のセッションも30分ほど遅れて始まりましたが、なぜかパスされたプログラムがあったりして、私が始めた時点では15分の遅れになってしましたが、閉会式が始まる時間(もう私の発表が終わっているはずの時間)にスタートしたため、時間は10分といわれ、急いで発表を行いました。

私の同時通訳をしてくれたのは年配のウズベク人の男性でしたが、いかにも経験豊富そうで、私の早口で文法に難のある英語を、難なく同時通訳してくれたのが幸いでした。

ー誰も来てないっていう

この発表の元になった論文の体裁のレポートを出したり、プレゼンの出席自体、本来あまり乗り気ではなく、職場のプッシュでしょうがなく出たというのが本当のところでした。

私のやっているプロジェクトは別に新技術でも実験的でもなく、特に真新しいことをしているわけでは無いので、サミットみたいに新商品や新技術を発表する場所には場違いかと思ったからです。

でも、職場からの強いプッシュがあり、職場としては宣伝にもなるのだろうし、私の希望というより職場や勤務先の宣伝のためになればいいかな、と思って出ました。

でも同僚はレジストレーションだけして帰ってしまったし、チーフは開会式の途中で退席してしまうし、私の発表には職場から一人も見に来ていなくて、残念に思いました。

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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