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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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恐怖のウクスース(酢)


近頃寒くなって、サンラータンみたいな、辛くて酸っぱいすっぱいものが妙に食べたくなったので、こちらで手に入るインスタントラーメンで自作しようかと。

鍋に固形チキンスープでスープを作って、麺をゆでて、トマトとか辛味、溶き卵を溶いていれて、仕上げに酢を大匙2くらい入れて味見しました。

が、なにこれ!酸っぱすぎる!

ちょっと舐めただけなのに強烈な刺激があって、すぐに酢の入れすぎだと判明。これはもう毒か兵器レベル。

しょうがないから一旦スープを全部捨てて、改めてコンソメでスープを作り直したんだけど、麺がもう酸っぱくて食べられないレベルになってて、駄目でした。私は、自炊して相当酷い出来のものもたいていは全部食べちゃうのですが、これに限っては酸っぱすぎて食べられなかったので、捨てました。

犯人。


このお酢、普通のスーパーで買ったものなんですが、どうもそのまま使うものじゃないんじゃないかと。

なにやら、ラベルに70%って書いてあるので、70%の酸ってことなのかと思います。じゃあ、普通の食用酢の酢酸のパーセンテージは、って、ネットで調べてみたら、だいたい3-5%とか書いてあるじゃないですか。てことは、10倍希釈して使うものなの?

けっこう、こちらの料理では酢を使うみたいなので、(例、シャシリク付け合せのたまねぎとか、ラグモンとか)油断していたのですが、水で薄めて使うっていうのは知りませんでした。あー失敗した。

試しに10倍に薄めてみたらちょっと薄めになってしまったので、5-6倍に希釈すればいいみたいですね。


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雪が降った



12/5

なんだか昨晩雨が降ってるなあ、と思っていたら、朝起きると一面の雪景色になっていました。雰囲気はシベリア。

昨年はいつごろ降ったんだっけ、と自分のブログを見直してみたら、11月19日ごろにはもう降ってたみたいです。12月14日にはマイナス10度だったみたいで、そういえば、革靴の底が薄くて、地面の冷たさが足の底から上がってきて大変だったなあ。やっぱり今年はちょっと暖冬気味なのでしょうか。それとも1月あたりからどっかんと寒くなるのかな。

職場では、自分の部屋が寒いと常々言っていたS君が、いつのまにか私の座ってる部屋に居つくようになりました。私の座る部屋は、別に私の部屋じゃないので、彼の都合で居てくれてもいいんだけど、何かと鍵を閉め忘れたり、電源を切り忘れたり、PCで音楽をかけたまま外出しちゃったりする人なので、そういうのは気をつけて欲しいものだ。

それにしても、自分の居室が寒いといって、いつのまにか別の部屋に居つく、っていうのがなんとも、職場の振る舞いというより、家の中の家族の振る舞いみたいで、職場みたいな場所でもやっぱ家族の近さなんだなと、ウズベクらしいと思います。

あまけ

アマケです、こんにちは。

考えてみたら昨日の少年たちが15歳くらいとして、たぶんその父親は40歳くらいのはず(男性はだいたい25までに結婚するものだから)、そうなると私と完全に同年代ってことになり、少年たちが私をアマケ(小父さん)と呼ぶのも無理は無い。

それにこちらの40歳って、見た目的には相当おじいさんに片足突っ込んでる人が多い(だいたい日本人+10くらいに見えるよ)ので、席を譲られるのも無理はないかな、などと考えています。

大学で働いているので、生徒に間違えられて怒られたり、先生用のトイレを使うなと言われたり(※)するよりはマシなのかもしれません。

(※)私じゃないけど、過去の隊員の実話

ヤンギアバッドバザールはどこだ

ヤンギアバッドの骨董品、セカンドハンドバザールに行くと、良いフライパンが買えるかもしれない、と情報を頂いたので、ヤンギアバッドに行くことにした。かなり、本気です。

うわさには聞いていたけれど場所がどうもおぼつかないので、インターネットでロシア語で検索してみたところ、Google Mapにはどうやら二箇所のヤンギアバッドバザールが登録されているみたい。

これではどちらだかわからないので、暇そうな同僚をつかまえて聞いてみることにした。

ライロさんが教えてくれたのは、129番バスの終点近く、カディシェフに行く手前。複数のインターネットサイトでもこの場所をヤンギアバッドバザールとしているみたい。

ここ、Googlemap


次にアクバル君に聞くと、タシケント駅から12番のバスで終点手前、たくさんの人が降りるから気づくはず、とぜんぜん違う場所を指差す。

「ライロさんは違うところを指定していたけれど」

と聞くと、「彼女は知らないんだ。おれは実際に行ったから間違いない。俺を信じればいい。」という。しかし、彼の「俺を信じろ」には何度かだまされているのであまり信じない。何より、彼は地図の見方をどうやら知らない。

ここ、Googlemap



困るのは、GoogleMapでヤンギアバッドバザールとされているのは、上の二箇所とは違う場所であるってことで・・・

ここ、Googlemap


いったいどこにあるんだ。

しょうがないからもう少したくさんの人に聞いてみて多数決で決めてみたいと思ってます。フライパン、買うぞ。

ちなみに、ウズベキスタンの場所に関しては、GoogleMapも間違いが多く、同じランドマークが二箇所に登録されていたり、場所が異なることは多いです。だから今のところどれが正しそうとか、考えられないです。


アマケ記念日

はじめてアマケ(※)と呼ばれたから、12月3日はアマケ記念日・・

(※)アマケとはウズベクの言葉で小父さんのことである。

半年以内には40になるし、特に美容に励んでいるわけでもない私は、特に若いつもりはない。自分が若いと思っているわけじゃない。

でも、じゃあ年寄りかというと、そういうわけでもないと思ってる。中年とでも言えばいい年頃だ。

いままで、日本でもウズベキスタンでも、公共の乗り物で席を譲ることはあっても譲ってもらったことはなく、だからこそ、今日はじめて席を譲られえてしまったときに、何ともいえない寂寞っつーの?晩秋の憂いみたいなものを感じてしまった。

「アマケ、ウットゥリン(おじさん、座ってください)」と、きらきらした瞳の中学生くらいの少年に言われたときは、正直ぎょっとした。

(え、俺じゃないよね)
(ええ、俺なの?おれのこと?)

こちらではわざわざ席を譲ってもらって座らないのも悪い、みたいな話も聞いたことがあるし、少年は憮然とした顔でこちらを見つめているし、いったんは断ったが、どうしよう、どうしようと思って結局座ることにした。

感謝はすれど、うれしいとも違うし、悲しいとも違うし、恥ずかしいに一番近いこの気持ち。

ちなみに、ウズベキスタンの若者は一般にとても親切で、席を譲るべき人がきたら必ず、必ずすっと席を立って譲る。日本の若い人にも見習ってほしい。

その際の席を譲られる序列っていうのは(私の観察によると)以下のようになっていて、

お年寄りや、妊婦さん>子連れ女性や、中年の女性>若い女性、中年男性、若い男性

いかに、お年寄りや女性を大事にするようにきちんと教育されているかがわかる。

逆に若い~中年の男っていうのはバスに乗っても席には座れない覚悟で乗ることになります。

私が席を譲られたってことは中年女性をも飛び越えて席を譲られる年代になってしまったか見えたってことなのか。

ちなみに、上の序列の中で子供の立場っていうのはよくわからなくて、車内のアナウンスで子供や老人に席を譲りましょう、と言っている気もするし、子供に限っては普通に着席しているのも見るので中年の女性と同じくらいの位置なのかな、と認識しています。

電車では障害者などにも席を譲りましょうとアナウンスがありますが、そういうシーンはあまり見ないかも。電車で見かける障害者って物乞いの人だったりするからかも知れません。

アクバル君とハサン君には感謝するとして、今後は若々しくバスに乗り込もうかな、と思うようになりました。

はい。

いっぱいひっかけて工事に来る人たち



出勤してみたら、壁がなくなっていて、化粧室が屋外に直結していました。自分でも書きながらわけがわかりません。

職場の化粧室部分の窓を取り替えるっていうことに、急遽なったみたいで、それまで窓だった部分の窓を取り外して、もっと大きめの窓を入れるらしく、壁をぶっ壊したことで、部屋の壁が一面無くなって、外が丸見えになっていたのですね。

で、ロシア人のブルーカラーがなにやらお喋りしながら壁を壊していたのですが、同僚の愛想のいい女性が挨拶がわりにちょっと話しかけたら、ブルーカラーの自称ヴァロージャがどうもなれなれしく部屋までついてきちゃったそうで、私が気づいたらなにやら女子の部屋に入ってお喋りしてました。

ところがそのヴァロージャさん、大変酒臭くて、どうも酔っ払ってるようす。朝10時の話だから、出勤前に景気づけに召し上がってきたみたいで。

なんか、ロシアじゃ酒を飲んで工事するのが当たり前だから、労働者が酒を飲んでない、っていうのを売りにする工務店があるとか、ネタで見たことがあるけど、実際にそういうのを目にするの、びっくりしますね。

それで、自称ヴァロージャさん、命綱なしで二階の窓のサンみたいな部分に乗ってタバコふかしながらドリル使ってるんだから、平均寿命が短いとかっていうのも納得できる。

そういう点ウズベク人だとそこまで酒飲む人が少ないから、そういう仕事はウズベク人のほうが優秀なんじゃないかな。ロシアでウズベク人の力仕事が重宝されるのも、なんかわかる。

フライパン急募

がっかりしている。

新しい家に無かった(大家も準備できなかった)フライパンを買ってきたけれど、どうも思っていた品質じゃないこと。

前の家のフライパンは、無骨なソ連製みたいな、重い鉄のフライパンで、厚みのせいか、なんのコーティングもしてないのにたいていの料理が焦げ付いたりせずにできていた。

特に、冷めたご飯を温めるのに、電子レンジが無いから毎度チャーハンにしていたんだけれど、火力にかかわらずパリッと火の通ったチャーハンができて、一度もフライパンに焦げ付いたことなどなかった。毎日一度はチャーハンをいためていた週もあるくらい。


今回、似たような肉厚の重みのあるフライパンを買ってきたんだけれど、米の澱粉がびっしりと焦げ付いてしまうようになって、がっかり。たしかに、飯はあったまるんだけど、こういう感じじゃなくて・・・もっと一粒一粒がちゃんと鉄板で焼かれたような、そういうのじゃないとおいしくない!

こんなに後悔するなら前の家のを譲ってもらえばよかった。

よく見てみたらどうも色も違うし、重みも少し軽いし、もしかしたら、アルミ製なのかも。熱伝導がまったく違う感じがするから。

ちゃんとした鉄のフライパンを買いなおしだな。とはいえ、今回のもちゃんとチョルスーのキッチンウェアの店で買っているし、よそで食器を専門に扱っているような店も知らないし、どこへ行けばいいんだろう。またしばらく情報収集をしなければなりません。

ところで、よい事と悪いことというのは、大きな力のバランスの中で起きているのだなあと、思います。よい事があれば、悪いことにひっぱられるし、逆に悪いことがあればよいことにひっぱられるし。悪いことばかり起きるっていうことは、私にはあまり無いみたいです。

たかだかフライパンの品質のことで、つい神の大きな力に思いをはせてしまうあたり、私の頭の中もそうとうウズベカイズされてきたのかも。

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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