電気が無い続きです。
一晩電気がなくて、髭を剃りたくても暗いし、不便だなーとか、冷蔵庫の食材が全部腐るなー、などと思いつつ出勤。
ちなみに、寒いときだとキッチンの温度がマイナスになるので、キッチンに置いておけば食材など無事なのですが、あいにくこの土日は春のように暖かく、残念。
勤務中に大家に連絡がついたので、事情を話すと、廊下の踊り場の配電盤はお隣含め3戸で共用していて、たくさんあるスイッチのうち 右の2つが我が家のスイッチだからそれを入れ直せば直るよ、と言われた。
ポイント
・配電盤は同じフロアの3戸で共用
・配電盤の右の2つのスイッチがうち用
・この国のブレーカーはスイッチをOFF→ONすることで復帰する
帰宅して言われたとおり右の二つの黄色いスイッチを入れなおしてみたけれど直らなかった。これブレーカーじゃないんじゃないの?困ったのでまた大家に電話。
「配電盤に黒いスイッチが4つ、黄色いスイッチが5つ、計9つあるけど、どれがうちので、どれがブレーカーだかわからないじゃん?」
「そうさ、だから全部OnOffしてみればいいんだ」
「全部?!だって間違ったの切ったら隣の家の電気が落ちるじゃん?!」
「それでいいんだ。ウズベク人はみんなそうしているんだ」
と、なぜか逆切れされた。
「嫌だなあ、やりたくないから、きみがうちに来てくれよ」
「とにかく全部のスイッチを入れなおしてみてくれ、それで駄目なら行くから」
ということで、ままよ、とスイッチを入れなおしに行った。触ってない黒いスイッチ4つ。それを右から順にパチ・パチ。幸い2つ目が当たりで、ぶーんと冷蔵庫の動く音がした、よかった。
日本のブレーカーはちゃんと各戸で分離しているので他人の家のブレーカーに触るってことはまず無いけど、3戸が配電盤を共有しているソ連アパートでは、他人の家の電気を切っちゃってもお互い様、っていうのが、なんとも異文化です。