Lang-8が良くなってる
L-point導入あたりから、仕事が忙しくなってきたのもあって、あまり使わなくなったのだけれど、久しぶりに見たら、いろいろ機能追加されて良くなってました。
ぱっと気づいた点は以下
(1)添削レベルの希望を出せるようになった
以前から、文語で書いたジャーナルを無理やり口語で書き直すとか、その逆とか、添削ならぬリライトをしてしまう奇妙なユーザーが散見されていたけれど、これに関して対策してあって、
-no particular way(特に希望なし)
-so that it is understandable(理解できるレベルでの添削希望)
-so that it is natural(自然なレベルでの添削希望)
-as formal(文語体で)
-as casual(口語体で)
※()内は私の意訳です
これ重要ですね。そういえば、英語や日本語で対訳をつけると、対訳に対して100%忠実に添削してくれる人もいて、ありがた迷惑っていうか、そんなに完璧を求めてない!って思うことも多々ありますね。学習中の外国語に母語と同じレベルの表現なんて求めてないし。
(2)Abuse報告機能がついた
大きなサイトになるとやっぱりSPAM対策しないといけないのでしょうね。添削じゃなくて翻訳依頼とか、母語で挨拶を載せてるだけの人もいっぱいいるけど、しょうがないのかな。
Lang-8って、結構身軽にいろんな機能追加、機能変更をしてくれるので、ちょっと見ない間に改善されているのは、とても良いサイトだと思います。
一方で、まだ改善されないなと思う点もあって
(1)需要と供給のバランス
やっぱり、英語学習者が圧倒的に多く(50万人)、英語を添削する人がいない。供給不足(需要>供給)なんですよね。これはサイトががんばってもどうにもならない気もする。
先日、珍しくウズベク人のユーザーがいて(知り合いではない)、気になってチェックしていたら、「Why nobody correct my English update?(どうして誰も英語の添削をしてくれないのですか?)」というアップデートをしていて、あまりにも気の毒だった。
彼の母語であるウズベク語を学習する人なんて殆どいない筈なので、L-pointを稼ぐこともできないのだろうし、クレジットカードを使う習慣のないこの国の人にプレミアムユーザーを進めても無意味だし。
私の学ぶロシア語は1万人以下の学習者しかいなくて、供給のほうはおそらくそれ以上いるので(需要<供給)、すぐに添削してもらえますよ。Lang-8は、マイナー言語に特化したサービスにしてしまって、英語に関しては、お金で雇った添削者がせっせと添削してくれるような別コンセプトの有料サイトでも作ってそっちに誘導してあげたほうがいいのではないかと思います。
※ちょっと気になってユーザー数チェックしてみたら、
英語の学習者50万人、英語ユーザー9万人
露語の学習者9000人、露語ユーザー5万人
アカウント取得者ベースだけど、やはりこれではね。
(2)スマートフォン版
スマートフォン版の読み込みが妙に遅くて大変なのは昔からなんだけれど、これも改善されたらいいな。
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