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ウズベキスタンの映画『Vatan』-その1

ウズベキスタンの映画『Vatan』(ウズベク語:Vatan、ロシア語:Родина、意味は「故郷」)をようやく見ることができました。とてもよく出来た映画で、ウズ関係者にはぜひ見てもらいたいな、と思いました。

監督 Zulfikar Musakov
主演 A. Ubaidullayev, M. Sagdullaev, R. Shadieva, B. Yuldashev, T. Musakov
製作年 2006

サイト
http://www.fiff.ch/en/programme-2013/movies/terra-incognita-uzbekistan/homeland-vatan.html
http://musakov.com/gallery/homeland/

もともと独立記念日の特番で見ることができたので、愛国心を刺激するような映画なのだろうと思っていたのですが、芸術作品としてもとても良い出来だと個人的には思いました。

(中盤までのストーリーを記述したので、嫌なヒトはパスしてくださいね)

時代背景は、第二次世界大戦と、終戦後、そして50年を経た現代です。

舞台は、アメリカ、ウズベキスタン、ドイツ、そしてシベリア。

主人公は、ウズベキスタンの村出身の2人の青年、クルバンとA(名前わからなかった)。二人は、一人の娘を愛しますが、娘はクルバンを愛し、夫に選びます。(続きを読むには下をクリック)




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映画は現代から始まります。アメリカで、実業家の息子と暮らす老人クルバンが、息子の出張について、60年ぶりにウズベキスタンの故郷の村へ帰り、過去を回想する形でストーリーが語られます。

クルバンは、徴兵に取られ、ソ連兵の一人としてナチスドイツの捕虜となり過酷な収容所暮らしを強いられます。終戦後も、帰郷かなわず、元捕虜としてソ連シベリアの収容所に送られます。

一方のAは、同じく徴兵に取られましたが、捕虜にならず名誉の帰還を果たしソ連の偉い役人に出世します。役人に出世したAは自分に情をかけず行方不明のクルバンを慕う娘に、可愛さあまって憎さ百倍、卑劣な策略を仕掛けます。パフタをサボタージュしたかどで娘をシベリアの収容所送りに・・。

シベリアで強制労働するクルバンと、同じくシベリアに送られた娘は再会できるのでしょうか。

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この映画、独立記念日の特番で見て以来ずっと気になっていて、やっと見ることができました。皮肉な運命にずっと胸を締め付けられるようでした。

ストーリー自体は当然フィクションなのでしょうが、ドイツで300万人死んだというソ連兵の捕虜、そして解放されても今度は自国で犯罪者扱いと、過酷な運命に翻弄された中に多くのウズベキスタン人が含まれていたのは紛れもない事実なのですね。実際にこの戦争で亡くなったウズベク人の若者たちの名前は、全員、独立記念広場の戦没者記念碑に刻まれています。

(続きます)
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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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