こちら、ウズベキスタンの食文化について、油っぽいという話は有名だけれど、三週間のホームステイを経て気づいたことは、炭水化物の割合がとても多いということだった。
まず、ノンと呼ばれるウズのパン。これは主食としてどんな料理にも供される。ピラフにもノン、うどんにもノン、果物にもノン、サラダにもノン、だった。
ピラフとノンも炭水化物同士だし、うどんには麺と、じゃがいもの角切りもたくさん入っているので、小麦+じゃがいも+ノンのトリプル炭水化物だ。果物とノンの組み合わせは、少し想像しがたいが、別々に食べるのではなくて、同時に口に含んで咀嚼する。ノンは水気が少ないので、メロンとかスイカで水分を補給しながらノンをむしゃむしゃ食べているイメージだ。
日本人は、白米を白米のまま口に入れて、おかずを別に口にいれて、同時に咀嚼することでおいしいと感じるが、多くの外国人にはそれができなくて、白米にソースやらなにやらで味をつけて混ぜ合わせてからでないと食べられないという話を思い出した。日本人の白米の食べ方が外国人からしたら奇異に見えるのと同様、ウズベキスタンの果物とノンの食べ方は私には奇異に見えるのかもしれない。
余談ですが、油と炭水化物で早速お腹が膨れてきました。
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