9.10.2012
勤務先のInstituteには、韓国人の留学生が数十人いる。彼らはエージェントに結構な大金を払って留学してきているそうだ。先週末は、その中でも年上のほうであるだろう、Y君といろいろ語り合って、とてもよかった。今日、アベッドから職場に戻ると、別のもっと若い韓国人の留学生がいた。軽く自己紹介をして、JICAから来ました、と言うと、え、やっぱり兵役の代わりですか?と、まじめな顔で聞かれてしまった。それはあんたらの国だろう笑(注:韓国のJICAにあたるKOICAという組織がある。KOICAのボランティアに参加することで、悪名高い兵役を免除されるのだそうだ)。ちょっと非常識な質問だなと思ったが、相手も若者だし、笑顔で日本には兵役も軍隊もありませんと教えてあげた。
やっぱり、海外で出会ういろいろな人がいて、経験と年月に裏打ちされた奥ゆかしさや、礼儀を心得ている人もいれば、そうでもない人もいるのな、というエピソード。ところで、海外ボランティアを兵役の代わりにっていう考え方だと、別に来たくもないのに、兵役よりはマシと泣く泣くボランティアに来るような子もいるのではないかしらん。そういう議論はされたのだろうか。当然、きちんとしたスキルのある、ある程度の年齢のKOICAボランティアもいる筈だけれど、大学生のような若いボランティアにも会ったことがある。
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