18.10.2012
ウズベキスタン料理っていうと、肉・肉・肉なのですが、こちらでは脂身を脂身として食べる文化があって、日本だとステーキを焼くときや、すき焼きの割り下にしか使わないような脂身の塊が、シャシリクという串焼きに挟まっていたり、炊き込みご飯の上にどーんと載っていたりします。また、市場へ行き肉売り場などを眺めていると、脂身だけを量り売りしていたり・・特に、羊のお尻にある油のでっぱりの部分を、店先に下げて売っている肉屋は多いです。
私は、子供の頃給食で、臭い肉の脂身を食べさせられたのがトラウマで、いまだに脂身がちょっと苦手です。ウズベキスタンに来て、各種料理にふんだんに脂身の塊が使われているのを見て、内心マジかよよよと思ったのも本当です。しかし、おっかなびっくり食べてみると、全然臭みが無くて、意外と淡白なお味の脂身・・・なんです。(それでも脂は脂なのですが!)
最近は、ネギマにおける長ネギのかわりに脂身が挟まっているような串焼き(肉・脂・肉・脂・肉という構成になっている)も抵抗なく食べられるようになりました。ウズベキスタンで食べる肉の脂身が、どうして獣臭くないのか、いつも不思議に思います。屠殺の方法が違うのか、新鮮度が高いのか。きっとなにか秘訣があるに違いない。
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