19.10.2012
「お疲れ様です」という挨拶。
が、ありますよね、日本。
日本で会社員をしていたときには、朝から別に疲れていないのに、お疲れ様ですって言われるのすわりが悪いなぁって思いつつ、まぁこれはこれで形骸化しているものなんだし、などと納得していたのです。当然、こういうの日本だけだよねー、なんて知ったかぶりしたことも(たぶん)ありました。
しかーし、こちら、ウズベキスタンに来てみたら、挨拶は・・・
「こんにちは元気ですかお疲れじゃないですか!!(アッサロームアライクムヤフシミシズチャルチャマヤプシズム!)」って、ちょっとしつこいくらいに言い募るのが普通です。この、チャルチャマ… が、疲れているんじゃないですか、っていう質問なんですけど、別に相手がすごく疲労しているように見えてるわけじゃなく、たとえ携帯電話で顔が見えていなくても、こういう風に言い募ります。やっぱり、ある程度形骸化した挨拶の定型なんです。日本における「お疲れ様です」とニュアンス的に似ていて、なかなか面白いと思います。
ちなみに、
いってらっしゃい ヤフシボリン(よい行程を)
いってきます ヤフシウトゥリン(よい休息を)
お帰りなさい ヤフシケルディンギスム?(よい旅程でしたか?)
みたいに、日本語でぴったりハマる挨拶もあります。駒ヶ根でウズベク語を習っていたときに、お帰りなさいに該当する言い方が無いなぁと思っていましたが、これを言えばよかったのだと、いまさら納得。
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