私も、10数年前はINS64だぁー、モデムより速いよェー、とか言って喜んで64kbps接続していましたが、まさか40歳も近くなってまた64k接続に戻るとは。
ウズベキスタンのインターネット事情ですが、サービス開始は速いのです。固定回線ならADSL,FTTH導入済みだし、携帯3G回線も下り7.2Mbpsなのです。
しかし。
どうやら相当の富裕層じゃないとそういうサービスを享受できないらしく、通信速度は速くても使い放題じゃない(=従量制)というのが現状。料金体系的にはまだインターネット先進国には程遠いです。
私が使っているインターネット接続用3Gモデムは、名前こそUnlimitedとかいいますが、16ドルを払うと2500Mバイトまでは高速通信が可能、しかしそれを超えたら月の終わりまで64Kbpsを強制されるというなかなかケチなプラン。
2.5ギガってけっこうあるからー、と思って申し込みましたが、二週間弱(12日間)で2500Mバイトなど使い切ってしまい、今は月末まで64kbps接続コースになってしまいました。
正直、今日本や米国、欧州発のインターネットサイトはブロードバンドに最適化されていて、いまどき64Kbpsで繋いでくる想定などされていませんので、Youtubeでビデオなんて当然見られないし、画像が多いとほとんどページを表示しないまま、通信が途切れてしまう。
携帯向けサービスから始まったTwitterなどはこのくらいの速度でもまぁストレスなく使えますが、Facebookはちょっと忍耐が必要だったりします。いいね、ボタンを押してもぜんぜん反応が無かったりして。ブロードバンド普及国と同途上国にはそういうデバイドが確実にあります。
だからといってリッチコンテンツ化したインターネットをいまさらテキストサイトに戻してほしいとか主張したいのではありません。でも画像とか動画メインのコンテンツというのは見られない人がいるということが念頭にあると、今後自分が作るサイト(ブログなども)に関してもちょっと考えを改めないといけないよね、と思います。
ちなみにウズベキスタンにも使い放題インターネットはあります、さすがに2Mbpsで使い放題は業務用になってしまいますが、たぶん月50ドルくらい出すと512Kbps(ぎりぎり低解像度のYoutubeが見られるくらい)の使い放題サービスもあるはずです。月々1000ドルとか使える人はそういうの利用したらいいと思います。
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