旧ソ連のここらでは、今でもロシア語は世界共通語だと思っている人が多いので、私がロシア語を話しても、誰も驚かない。むしろ、話せて当たり前って反応をされる。
でも、ウズベク語はウズベク人だけの、仲間うちの言語なので、ウズベク語を話せば、ウズベク人には喜んでもらえることが多い。
私には、ロシア語もウズベク語も等しく外国語
ロシア人には、ウズベク語は外国語でロシア語は母語
ウズベク人には、ロシア語は世界言語でウズベク語は仲間内の言語
この微妙なニュアンスの違い
タクシーに乗って、
運転手がウズベクなら、ブイェルダトゥフタットベリング(ここで止まってください)と言うと、ウズベク語話せんの?!と喜んでくれる。
一方ロシア人なら、アスタナビーチェズデシ(ここで止まってください)と言うが、仏頂面で当たり前に止まってくれる。
べ、べつに、喜んでもらうために言語やってるわけじゃないんだけど、やっぱ人の子だから、喜んでもらえるなら嬉しい。それなら、ウズベク語に力を入れたいよね。
先日タクシーに乗ったら「あんたウイグルだろ?」って言われた。それもちょっと嬉しい。
注)ウイグル語とウズベク語は近縁なので、ほとんど通じちゃうらしい。