オリンパスのOM-D E-M1,ソニーのα7を比べて悩んでます。
前のブログに書いているとおり、WiFi連携機能の充実(転送と撮影)、デザイン、HDR撮影、アクセサリーシュー、動画撮影など、私が欲しい機能は備えている上記2カメラですが、それ以外はどこが違うのか、っていう比較。
センサーサイズ
センサーサイズは、ソニーがフルサイズ、オリンパスはフォーサーズでAPS-Cより小さいサイズ。そりゃフルサイズが偉いのはあたりまえなんだろうけど、実際に今のD-40のAPS-Cでも画質には満足しているし、それより画像の解像度はレンズに依存するところもあると思っているので、フォーサーズが駄目とは全然思ってません。それに、だいたいFacebookかブログに上げてしまったら用が済むわけだし。加えて、フルサイズでも保存容量も半端じゃないと思います。
価格
OM-Dなら、ED 12-40mm f2.8 Pro , α7なら、Sonnar T* FE 35mm f2.8 ZA とセットで考えています。ズームか単焦点かというんじゃなくて、評判のいいレンズならズームでも単焦点でもどっちでもいい。そうなると、OM-Dは約22万円,ソニーも約22万円。ほぼ同じ。
高感度撮影
高感度撮影については、フルサイズで2430万画素のソニー、フォーサーズで1600万画素のオリンパスだったら、素子あたりの面積が大きいソニーのほうが向いているのは想像に難くないですが、実際に、オリンパスのサンプル画像などを見ても、ISO6400で悪いって印象は無い。それに、オリンパスの場合ボディ内手振れ補正4段階っていう強みがあるので、少し暗い場面でもそんなに感度落とさなくて良いのかも、という想像もしてる。
防塵防滴性能
オリンパスは、レンズもあわせた防塵防滴に加えて、-10度まで動作保障をしている。以前中国東北部で、-20度くらいの場所でキャノンのレンズのズームリングが凍って壊しているので、これは心強い。ソニーのほうは、低温での動作保障はしていなくて、防塵防滴はボディに限った話。
ボディ内手振れ補正
これもオリンパスの強み。ボディ内の手振れ補正が4段階分あるってことは、暗い場所でやたらと感度を落とす必要なく、手持ち撮影も可能っていうことで、もしもオリンパスのほうが高感度が苦手だったとしてもそれをカバーしている。
レンズ
レンズの選択肢は、いまのところ圧倒的にオリンパスの方が多い。ソニーのフルサイズミラーレスのシリーズは始まったばかりなので、現時点で買えるレンズは二本だけ。もっとも、今度充実してゆくんだろうけど。それに、今後充実してゆくにしても、Zeissのレンズだから高いんだろうなぁ。
まとめ
こうしてざっと書いてみると、まずフルサイズ!っていうのが売りのソニーに比べて、オリンパスは、センサーサイズが小さい分色々と実用的な機能を入れ込んでいるのがわかる。耐寒設計と、レンズまで含めた防塵防滴設計、ボディ内手振れ防止のように。だからフルサイズじゃないと駄目!っていうのでなければ、オリンパスのほうが良いのかな。フルサイズの良さっていうのは、解像度もさることながら、背景のボケだったり、高感度撮影だったり、レンズの焦点距離をx倍して考えなくてもいいってことで、それも確かに捨てがたい。
フルサイズの良さが欲しい人にはソニー、それよりもっと実用的な機能が大事だったらオリンパスっていうことで、甲乙つけがたいよね。ま、実際買うのはまだ先の話だから今のところは決めないでおこう!