帰国まで3ヶ月とちょっと。退職参加して40歳になろうという私はどうしたらいいでしょうか。
前提として
前提として、生きる場所と職業を選ばなければ、幸い独身だし自分ひとり分の食費くらいはなんとか20年くらいは稼げると思ってます。派遣の事務員の仕事とか、コンビニとか警備員とか。だから、それよりちょっといい生き方を模索してます。
日本で働くか、海外で働くか
できれば、海外で働きたいと思います。なにより海外に住んでいる時のほうが精神的に安定しているので、というのが理由。ストレンジャーでいたいんです。
元の業界に戻るか、新しい業界に行くか
日本のITの会社であと20年また派遣労働者の事務員とかするの、考えただけでめまいが・・・。半年くらいつなぎでならするかも知れないけど。ITの会社で正社員で40歳っていうと現場より人材管理などの管理職になるだろうし、若い頃から働いて順当に管理職になる人がいるから私の出る幕じゃないです。それでも採用してくれる会社だとかなりブラック(経験あり)。それともよく探せばあるんでしょうかね。いきなり実務で重宝されたり海外のIT会社でも働けるような人は自営でも充分やっていける(ゼロからイチを作れる有能なプログラマーとか)と思うけど私はそういう感じじゃないです。
とくに海外で働くことを考えると私の知識では駄目です。ITのナレッジは英語でインターネットを通じてシェアされているのが普通だから結構どこの人でもよく知ってて、あえて言葉の得意じゃない外国人を雇う理由がない気がします。
あ、こちらでSAP?のノウハウがあってロシア語話せればポストあるよ、と言われました。SAPってなんだっけ?たぶんデータベース?ってくらい畑違いです。日本帰って10年くらい実務やって戻ってくれば使ってくれますかね。10年かかるんじゃ現実的じゃないな。その頃にはそういう時代は終わってそうだし。今までの経歴を無駄にしないために、あくまでITに限ってスキルアップしていくっていう考え方もありかとは思うんですけど、なんで気が進まないんでしょう。
JICAのシニアボランティアの情報処理系となると、大学で教えるような仕事が多くて、そうなるときちんと情報工学で修士持ってるとか、そういうスキルを求められるので、私みたいに実務経験だけではちょっと。
海外で何ができるか
海外のどこでも働ける仕事というと、日本語教師とか、JICAとかほかの国際協力系の仕事も考えたんですが、どっちもかなりアカデミックな感じです。日本語教師なんて最低学士、普通は修士っていう感じになるし、JICAとかほかの国際協力系もだいたい学歴などの敷居が高いんですよね。国によっては相応な学歴が無ければビザが出ないなどもあるようで、私には無理でした。今から4年とか6年とかかけて学位をとればいいじゃない?とも考えたけど、金もかかるし、若い頃のように柔軟に学べる自信が無いのと、50歳までの時間を機会損失してそっからのスタートと考えるとめまいが・・・。だから今からアカデミックな方向にシフトするのは考えないことにしました。
海外で、おもに日本人にしかできなくて、アカデミックじゃなくて、教える仕事じゃないというと、もう残るはアレくらいしか考えられない・・
ちなみに、ほかのJICA隊員の場合
他の隊員の身の振り方も参考にしたいんですけど、正直あまりロールモデルになる人がいなかったです。日本語教師はすでに学歴とか専門を持ってるから立場が違うし、看護系はまったく畑違いで、大学で教える人たちは博士みたいな人々か定年まで勤めてからリタイアした人たちなので、似た境遇の人を見つけられなかったです。だから参考にしないつもり。
まとめ
なんだか、あれもできない、これもできない、ばかり書いてしまいましたが、絶望してるわけじゃなくて、これらの進路を選ばない理由というのを忘れないうちに書きとめておきたかったのです。上に書いた以外の進路をあれこれ考えています。
そんなに長生きしないと思っていたから、40歳くらいで協力隊に行くことを、20、30代の目標にしてきちゃったんだけれど、いざこうして超健康で40歳を迎えてしまうと、あと40年生きるなら何したらいいんだろう、って思います。長生きはありがたいことですけどね。