16.10.2012
「タローさん、プロフいくぞ」
キターー
朝11時半のことでした。
ウズベキスタンは、家族とつながりというのをとても大事にします。いい年をして未婚というのは非常に異端で、ほとんどの青年は20代半ばのうちに結婚します。結婚式というのが人生で一番のイベントになります。
ということは、しょっちゅうどこかで結婚式をしているという状況になります。結婚式は夜行われますが、それに先立って朝か昼に、花嫁の家族が主催するプロフ・パーティが行われます。プロフ・パーティとはウズベキスタンの正当な伝統料理オシュ(油で炊いた飯=ピラフ)を、男性が集まって食べるというもの。伝統的に男性だけがこのプロフパーティに呼ばれます。
先月は同僚の結婚式で昼にプロフパーティにお呼ばれしましたが、今日はチーフのお兄さんのお嬢さんが結婚するということで、連れられてゆきました。今回も会場は非常に広く、見たところ数百人の男性が一同に会し、プロフを食べる。写真等は撮影していないのですが、数百人の男たちが一斉にプロフを食す風景は圧巻です。30分くらいで食べ終えると、ゾロゾロと会場を後にします。
未婚率の低さに加えて、人脈・コネ社会のウズベキスタンでは、知り合いをひろーく持つので、春秋の結婚シーズンになると、いたるところで結婚式。プロフ・パーティも呼ばれすぎて忘れてしまうほどとのこと。
そして、明日は別のプロフ会があり、それは7時開始なので、6:30に迎えにゆくからアパートで待っているように、と言われました。
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