ひさびさに仕事の依頼?! と思ったら、
「10日間あげるから4ページ論文(英語)を書いてください」
っていう内容だった。ひー、びっくり。今までも数々の無茶振りだったけど、突然呼び出されてそういう依頼をされるのは今でも慣れません。
「本学や、高等教育機関を接続しているネットワークの昔、今、未来をクロスオーバーした感じで頼むよ」って言われたけど、私は本学のネットワーク環境さえよく把握していないので、ちょっと無理目の相談なんじゃないかなー。とりあえず、取材とプラクティスのために2日は余分にかかるよ、と言いました。
「学術論文のフォーマット、わかるでしょ?序文と概要があって・・・」
プッチーン。私、ただのエンジニアで学者じゃないし、論文なんか母語でも書いたことありませんけど。
そんなことより、遅々として開始できないプロジェクトを何とかしたほうがいいんじゃないかと思います。百歩譲って、プロジェクトが終わった後に成果を論文にしたいのなら、わかるけど、開始もしてないプロジェクトを論文にするセンスがいまいちわからないんですねー。それに、10日くらいで付け焼刃的に書いたものなんてたいして役に立たないんじゃない?
この国で仕事をしていると、体裁重視なことが多いのは慣れてるんですが、やっぱり論文みたいに机の上で論理ばっかり振り回して、えらそうに見せるより、実際に現場で構築してスタッフや生徒がITサービスを享受できるするほうが優先なんじゃないですか?
議論の中で、ドリーミィでビッグなストーリーにしてほしいような希望もありましたが、私は実際にかかわるプロジェクトのファクトしかわからないのでそれはできませんので、と予め断って、実直で現状に即した、面白みの無いレポートなら書けるかもしれません。それで良いなら使えばいいし、不満なら使っていただかなくて結構。
協力隊の活動として、実際に現場で構築したものを使ってもらって、っていう成果を想定していたので、まさか論文みたいなものを書かされるとは思っていませんでした。誰の役に立つんですかねぇ。こういうのも協力隊の活動なんですかねぇ。よくわかりません。
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