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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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パシフィコ横浜でBoyz ii Menを観た!

#boyziimen やばかった!


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彼らがモータウンからデビューしたころからファンで、ほぼ私と同い年の彼ら、今年はデビュー25周年の記念なのだそう。同じ時代を生きてきたという意味で思い入れが深いのです。

前回は2000年くらいに横浜アリーナで公演を観ましたが、当時はBoyz ii Menが横浜アリーナをブックできたというのが衝撃です、今じゃ日本におけるブラックミュージックの注目度はかなり低くなったと思います。先日のErykah BaduがBBLだったのも衝撃でした。私の感覚だと最低でも国際フォーラムじゃない?というのですが。

客席は、なぜか50代くらいの女性ファンが多く、そういえばB2Mはボーイバンドだったんだ、というのも久々に思い出しました。

Nathan, Wanya, Shawnの3人は、年相応にお腹が出ていたけど、声も出ていてまだ現役なんだな、というのがうれしかったです。語弊があるかもしれないですが、一昔前の黒人ミュージシャンて悲劇的に亡くなる人が多くて、ビリーホリディの頃から何も変わってないのか、と憤慨することも多かった。でも、B2Mの彼らは健康そうだし、これからもキャリアが続くことを証明してくれていて、それがとてもうれしかったです。

ステージはオーディエンスと近くて、薔薇の花を配るパフォーマンスも良かった。サービス精神に溢れたステージでした。

こちら、最近作。スタンダードナンバー集です。


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チャイルド44とラストエンペラー問題



Netflixでチャイルド44を観ました。

これは、トム・ロブ・スミスの大ヒットした原作をもとにした、サスペンス映画です。旧ソ連のシリアルキラー、アンドレイ チカチーロを題材に壮大なサスペンスドラマにしています。トム・ロブ・スミスといえばBBCのドラマ『London Spy』も面白かったです。

さて、『チャイルド44』、当時のソ連では連続殺人というのは資本主義の病気であり、共産ソ連では起きないと言われていました。そのためチカチーロは長い間逮捕されず、50あまりの子供を殺していたそうです。かわりにそれぞれの事件で冤罪の無実の者が逮捕されていたようです。ここまでが実話で、映画では体制側にいながらこの事件に疑問をもち一人真犯人を追ってゆく男をトムハーディが演じていますね。

かなりお金もかかっていて多く売れっ子俳優を配置しているにもかかわらず、どうも残念な出来というのが本音です。

一番の理由は私が名付けたところの、「ラストエンペラー問題」。

若い頃に『ラストエンペラー』という映画を見て、たしか溥儀が独房で看守と話をするシーンですが、登場人物が中国人にも関わらず英語で話しているんですよ。どう考えてもおかしくて、それ以降映画に集中できませんでした。

でも、西洋資本で英語圏の監督が、英語圏の俳優を起用して撮影している以上、英語映画にしないといけないのはわかります。無名の中国人俳優を起用したって興行収入を期待できないでしょうから。かといって有名中国人俳優を起用しようにも、日本占領時代がテーマでは中国政府の協力は得られないだろうし、俳優もバッシングを嫌って出演してくれないかもしれない。

そういうわけで、舞台が○○にも関わらず全員が英語で喋る不思議映画は昨今も多く撮影されています。人気ドラマセンス8では、韓国の監獄で韓国人が英語で話しているし、『Anthropoid(ハイドリヒを撃て)』では、チェコ人が英語で話しているし、この映画『チャイルド44』も同じで、舞台がソ連、登場人物が全員ロシア人にも関わらず全員英語で話しているのです。へんなの。

その上、英語もわざわざロシア訛りの英語で演技しているものだから、滑稽でした。そうすればゲイリーオールドマンやトムハーディがロシア人に見えるのかとでも。さらにエキストラは中途半端にロシア語を使ったりするのです。

題材は壮大でいいストーリー、トムハーディも熱演しているのに言語が気になって集中できず残念です。かといってロシアがこの題材で制作したり、著名なロシア人俳優を起用するのは難しいでしょう。ソ連時代の暗部を描いた映画なので、当然ロシアでは上映中止になっています。

そういうわけでラストエンペラー問題を解決するのは難しいかと思いきや、マーティンスコセッシ監督は遠藤周作の『沈黙』を、多数の日本人名優を起用することで解決していました。何事も解決策はあるものです。

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Paul Wellerを六本木Ex Theaterで

I've almost lost in snow. #paulweller


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なんとカッコいい、カッコいい、以外の言葉が出てこないくらい。とにかくカッコよかったです。

ライブ当日はなんと大雪警報が出た都内。ライブ会場にゆく17時頃には一番ひどい雪(吹雪)で、まるで雪だるまのようになりながら会場へ。六本木駅からEx シアターって距離あるのですよね。

会場についた頃には全身雪まみれ、眼鏡は曇り前が見えず、手はかじかんで感覚が無い。それでチケットを出したり、ドリンク代を用意するのはほとんど手探りでした。

会場に入り、長靴を脱いでロッカーに入れて、持参したライブ用靴を履きました。ドリンクを飲んでやっと人心地です。

開演19時ぴったりに客電が落ちてスタート。1曲PAで流れた後にご本人登場です。そのときなぜか涙が出てしまって、よくライブに行ってるけどそういうことは珍しいです。ロックスターというより、もしかして神・・・?



ステージは、ほとんどMCもなく、ギターを架け替える時間も惜しい、という感じで矢継ぎ早に演奏してくれます。1曲を無駄に引き伸ばしたりせず、どれも3分ほどの曲なので、テンポがいい。過去のヒットも新曲もたっぷり演奏してくれました。

白髪になったのに、無駄な肉もなくシャープなお姿で、きびきびとした様は神々しくもありました。声も良く出ていました。

バンドは若くて、ギターの人以外は30代くらい、息子ほどの歳のバンドと生き生きと演奏するウェらーさん、かっこいい。逆にバンドからしたら30代でPウェラーと同じステージに立つのってめちゃ緊張しそう。

唯一のMCでは、ソロデビューのときにどこも契約してくれなっくて、日本の(ポニーキャニオンが)契約してくれた、お金も出してくれた、と感謝を述べてくれました。有名な話だけど今でもそうしてメンションしてくれるのが嬉しいなと思います。当時、日本もバブル景気だったからできたことかと思います。

客層は他のライブとくらべても、駐在の外国人が多め。ちゃんとスーツを着たドイツ人や英国人のグループや英国人の家族連れ、などが多かった。在日本なのかわからないけれど、中国語を話す若者グループも何組かみかけました。

これまで、ファンというほどではなかったし、The JamもStyle councilも聴いてなかったけど、なんで今まで聴いてなかったんだろう!幸運にもライブ会場で観ることができて、うぇらー信者になりました。



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Gabriel Garzón-Montanoを代官山Unitで観た

Today im joining #gabrielgarzonmontano at unit daikanyama.


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とてもいいライブでした。今年(2017)一番。

新アルバムJardin, 旧アルバムBishouneからほとんどの曲を披露したと思います。Sour mangoから始まって2曲目、The Gameでは客席に降りてきて一緒に踊ってくれるサービスも。気さくな隣の兄ちゃんみたいなキャラだな。

Kingなどもそうだけど、自前の機材でトラックを流しつつ歌うというスタイルでドラムスだけがサポートメンバーです。こういう、バンドを組まなくていい演奏スタイルだと身軽なのでツアーしやすそう。コストもかからないし。バンドというスタイルがもう古臭く感じてしまう。

ステージ中盤とアンコールで歌われたスペイン語曲はとてもよかった、アンコールのアカペラは鳥肌ものでした。Youtubeなどでリサーチしたらコロンビアのペトロナマルティーネス、 Petrona Martínezや Totó la Momposinaといった歌手に影響を受けているそう。日本で入手しづらそうだけど今度聴いてみたい。

終演後の物販コーナーではご本人が出てきてくれて、サインも握手もしてくれました。ちょー気さく。JardinのVinylを買ったら、ジーンズの腿の部分でごしごしこすってスリーブを開けてくれたのだけれど、あれがアメリカ人のスリーブの開け方なんでしょうか。面白かった。



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PC Thinkpad E420が壊れた

PCが壊れまして、モバイルはあるのでネットができないわけではないのですが、どうもやっぱりやりづらいです。

すぐにでも購入したいのですが、ちょっとバジェットの都合がつかず、もう少し先になりそう。

この、壊れたPCは2012年に新調したものでした。Lenovo のThinkpad. 一番安いモデルで、E420 というもの。

砂嵐と電力不安定な途上国で2年使って、持ち帰ってからさらに3年たっぷり使って、途中からHDDから異音がする状態で使っていました。それが、突然死。愛着もあったので残念です。

6年も劣悪な環境で使えていたのが、4万円台のPCにしては優秀だったと思います。次もThinkpadにするつもり。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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