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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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サマルカンッダム?

今月末トゥイ(結婚式)があるのは知っていた。招待状を新郎本人から受け取ったのは私なのだ。で、昨日同僚と話してて、今週末はサマルカンドでトゥイだから~、みたいな話題になって慌てた。

あ、あれ?タシケントじゃないの?

慌てて招待状を見直すと、27日17時、マンズル(住所)サマルカンドシャハル某所、と書いてあった。タシケントで職場の人から手渡しされたのでてっきりタシケントでトゥイなのかと勘違いしていたけど、そうかそういうパターンもありなのか。そういうわけで、週末は再度サマルカンドへ行くことになりそう。多分、彼の運転だから二時間くらいで着いちゃうんだろう。こわい。

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ところで先週サマルカンドへ行ったさい、遅くてボロいバスで五時間弱でついた。もしかして、サマルカンドってそんなに遠くないの?

最近運行をはじめたアフロシヨブという新幹線だと、二時間半でサマルカンドへ行けると、人が口々に言うのでそりゃすごいて、と思っていたけれど、ほんとはそんなに速くないのかも。

地図でみてみると、直線だと250キロくらいだった。ところが、おかしなことに、タシケントとサマルカンドの間にはせり出したカザフスタンがあるので、大きく迂回しなければならない。それで300キロくらいだろう。

300キロを二時間半なら、スーパーひたち(130km/h)より少し遅く、ロマンスカー(100km/h)か京王相模原線(110km/h)より少し速いくらいだ。多分タルゴ自体はもっと速いはずだけど整備の関係で遅めに走ってるんだろうね。

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CISCO Routerのリサーチと、Huaweiルーター

CISCOルーターについて調べてほしいといわれ、1600Seriesについて調べた。1997年頃のモデルなのに、なぜ?

TP-LINKが諸事情にて入手しづらいことがわかり、急遽HUAWEIルーターについて調べている。だいたい、2モデルくらいに絞り込んだけど、TPと比べてお高いしちょっと大げさになるんだよね。品質がよいならしょうがないか。

けっこうスマフォなどコンシューマー向けで有名だけれど、エンタープライズ向けのほうが充実してるっぽい。HUAWEI。

ウズい、あまりにもウズい

先日のメフモンは、うちに来た始めてのウズ人だと今気付いた。今までよく理解していなかったウズさの片鱗を見た気がする。

ウズさ-1 けっこうお節介

うちに来て開口一番、「このクバルテラ(アパート)に180ドルは高い」と言った。

「だって、職場まで乗り換えが必要だし、この内装なんか20年前の内装だよ。壁もあちこち崩れてるし(これは本当)、こんな裸電球じゃ客だって呼べないだろ?光熱費は含まれてるの?光熱費別で月40ドル?全部で220ドル?ありえない!おれが職場のそばにもっと安くて広くて綺麗な部屋見つけてやるから!次の家賃の支払いはいつなの?(以後続く)」

私はけっこう満足して住んでるんだけど、この世話好きさと口さがなさ、いかにもウズい。

ウズさ-2 女への飽くなき興味

「あんたのさ、JICAのボランティアは女もいるんだろ?いつ紹介してくれるの?写真はある?何人いるの? 綺麗? すごい興味あるんだけど、日本女子に。俺がウズベク女子紹介するからかわりに日本女子紹介してよ、(以後続く)」

丁度一緒にサッカーを見ていたのでウズベクリーグで活躍する柴村選手の画像とかも見せてみたんだけれど殆ど興味示さず、もっぱらタシケントに住む日本女子に興味を示す男。残念ながら私は紳士なのでそれはできない相談だわー

ウズさ-3 けっこうちゃっかり

機関銃のようにピチン(ひまわり種)を食べながら喋りながらうちのPC+インターネット回線でちゃっかりと、100MBくらいの映画ファイルをダウンロードして自分のフラシカ(USBメモリ)に入れてお持ち帰りになりました。もちろん私に断りなく。ずうずうしい。うちのインターネットは2GB、10ドルの従量制なので、100MBのダウンロードは0.5ドルに該当する。スムに直すと1000スム余。請求するにも微妙すぎる額だ。だからさっきインターネットの金額を尋ねたのね・・・と後になってわかる。

ウズい。ウズすぎる。

なんで、今までそういうウズさに気付かずにいたかというと、私の職場の人々が「ウズくない」からなのだとわかった。ボシリキム(チーフ)は、海外経験も豊富だし国際感覚を身に付けてらっしゃって、お節介もしなければちゃっかりもしていない。とても控えめな紳士だ。そして若い二人も、紳士にきちんと教育されているせいか、とても控えめで、大人しい。同じ部屋の二人はタジチカにロシア男だし。

は!

しいて言えば、度々「クレジットカード貸せ」とか、会計で「ちょっと2000スムよこせ」とか言ってくるロシ男が一番ウズいかも。そうか、彼はウズかったか。そうなると、彼はウズいと同時にロシいので、結構手ごわい。今日もウズいロシオはコメディをみながら大笑い(+足ばたばた)しているよ。いつか動画に撮影してYoutubeに共有してみようか。


あまりにも持ってる、ウズい男。

遠くタイのメコン川流域では、お葬式が終わって埋葬も済んで、ひと段落したと連絡をもらった。愛する人は死んでしまったけれど、その子とか孫とかとはFacebook等で連絡を取り合えるようになったのでいい世の中。タイではどうやって埋葬するんだろう。そんなことさえ知らない自分。

今日はこの上なくウズい男が部屋に来ていて、嵐のように喋って嵐のように去っていった。女を紹介してやるから、俺が連れてきて、君はしっぽりこの部屋で楽しんで、朝また女を迎えに来るから、バイバイ、どうだいいい話じゃないか、とか言ってた。その親切には感謝するんだけど。

健康で健全で、最近きれいな若い奥さんも貰って、給与はまぁまぁかもしれないけど不安定なこの街で真っ当な仕事があって、家もダーチャもあって、近い将来健康な子供ができるであろう若いウズい男。私が持ってない、かつとくに欲しくも無いものを全部持ってる男。

自分は何が欲しいのか説明しようとしたけれど説明したとたんに欲しくないものになってしまいそうなので言わなかった言葉。人の幸せっていったいなんなんだろうかよくわかりません。とりあえず、街をゆく人々の顔を見てるのが幸せかもしれません。ある場所では人が死んで、ある場所では子供が生まれようとしている!へんなの。

サマルカンドで子供たちに助けて貰った話

前回のサマルカンド旅記録に書き忘れた話題などです。

ウルグベック天文台遺跡にて、入場料の500スムを払う、払わない、払った、払ってないってことで、係員のおじさんと私たちの生徒10人あまりが揉めた

そんな中で、一人の生徒がちょこまか動き回ってた。正確には、彼はちゃんと500スムでチケットを買って入ったんだけど、同級生に加勢するために、チェックポイントを行ったり来たりしていたんです。

係りのおじさんが、もうチケットを持ってる子を、「チケットを買ってから入れ!」と乱暴に止めた。すると、生徒たち10人が大騒ぎした。

「この子はもう買ったでしょ!」
「おじさん、悪いけどなにいってんのよ!」
「そうだよ、チケット見ろよ」
「おじさん、ちゃんと見てよね!まったく!」

みたいなことを、10人が同時に言って、同級生を助けようとした

この国の子供たちは(子供といっても16歳だから半大人くらいか)、こんなに若いときからちゃんとこうやってバーゲニングして交渉することを学ぶんだな、って、目からうろこでした。それに、同級生のためにみんなで戦ってあげる。大人を敬う社会でも、大人の言いなりにはならない子たちなのでした。

日本の16歳には、そういうことできるんだろうか。日本だと、引率の先生マターになると思います。

それをみて、私はこの国に、何かを教えるために来たんだけれど、この国の、しかも未成年の子らからも、学ぶべきことがたくさんあるみたい!と改めて思った。

その後、私が同じ場所で例のチケット拝見おばさんにしつこく絡まれていたときも、子らがやってきて、おばさんを取り囲んで、

「この人はタシケントで働いているのよ?」
「ウズベキスタンで一年もすんでるのにツーリスト(注:おばさんは、ツーリストプライスで私から15倍の料金を徴収しようとしている)っておかしいじゃない!」
「なにいってんのよ、おねえさん!」
「カードだってもってるし、ウズベク語だって喋れるんだからね!」
「タロー、このおばさんにチケットなんか見せなくていいよ、もう行きましょ!」

と口々に言って、私を助けてくれたのです。(余談ですが、そういうときは女の子が圧倒的に強いよね、やっぱ)

ウズベキスタンの16歳たちに助けられてしまったので、もう頭が上がらないなぁー。

旅行に行きたい&写真のはなし

ヒヴァに行きたいなぁー
ブハラにも行きたいなぁー
日本にも帰りたいしなぁー

ウズベキスタンに来て9ヶ月、はじめてサマルカンドに一日旅行に行って、やっぱり旅行っていいなぁ、と改めて思った。それだけでなく、もっともっと旅行したい気持ちが湧き上がってきた。ヒヴァも行きたいし、ブハラにも行きたいし、サマルカンドにももう一度行きたいし。

サマルカンドは、昼は団体観光客がゾロゾロいるけど、夜は静かでそれはそれは美しいらしい。やばい見てみたい。

まだ頭の中がサマルカンドの余韻に浸っているので、ちゃっちゃと切り替えて、またウズベキスタンに来れるようにロシア語の勉強に励みたいのですが。

ところで、先日、写真を何枚か撮ったのだけれど、何枚か露出がどうみても間違っているのがありました。前々から気付いていたんだけれど、どうやら、

(1)対象物がない、オープンエリア
(2)天気が良くて紫外線が強そうな日

に、過剰に光線を感知して絞り込んでしまっている気がします。雪景色などで露出アンダーになりやすいのは知っていたけれど、それと同じような感じ。

ひょっとして、AEの設定がスポットAEになっているのか、マルチAEでこうなっているのなら、そういう条件のときはあえて露出をオーバー気味に撮影しないといけないのかも。その辺を確認するためにも、また旅行しなくちゃ(えっ?)。

失敗している写真(どーんと暗い写真)


成功している写真(この男の子らの背中があるから結果的に成功してる感じ?)

二年目にしないこと、したいこと

したいこと?しないこと?

気付いたらもうウズベキスタンに来て10ヶ月経ってる。何ができたのか、何が出来てないのか、じっくり考えたい今日この頃。

もうすぐに夏休みになって、それが終わったら二年目ってことだ。どうしよう。


二年目はもう少し自由に日本人らしく振舞おうかと薄々思っている。一年目はとりあえず、様子がわからないからウズベク人の行動様式に極力あわせていたつもり。でも、もう慣れてきたので、本来の振る舞いに戻していこうかと。具体的には、昼食とか休みについて。

昼食

二年目は昼食を別行動にする。

これまで、昼食はずっと他のスタッフと一緒にチーフに車で連れて行かれていたのだけれど、

(1)少し遠いし、混んでいる店なので、私にはどちらかというと歩いていける近くの店のほうがいい。
(2)最近、なんらかの奨学生としてスペインに留学していたスタッフのCさんが帰国して、毎日4人乗りの軽に大男が5人で乗って食べに行くようになっていて、それもちょっと窮屈だ。
(3)加えて、一緒に食べに行っても、私にはかまわず他の4人がロシア語やウズベク語で何やら難しい話をしているだけで、私が会話に加わることは無い。私の言語力が足りないのも問題だけれど、外人が一人いるんだからちょっとは気を使って話題の共有があってもいいんじゃないかな、と思っている。

この国では、男たちが一緒にご飯を食べるっていうのが結構大事な意味があるように薄々感じていて、宗教的なものなのか、単に家族的な絆を確認する意味なのかわからないが、ちょっと日本にいたときのように、今日は別で行きますから、って言いづらい感じだった。でも二年目はその辺を遠慮しないで、別で行動するようにしたい。幸い、英語が得意なメカニックのアクバル君がいつも一人で食べてるので、そっちに合流したいなと思う。

休暇

二年目は休暇を取る。

休暇は、いままで取っていなくて、実は去年の9月から毎週6日無欠勤なのです。他のスタッフも、全然休みを取らないので、(休みを取らないばかりでなく、彼らは日曜日まで普通に出勤しているらしい)、ちょっと様子見で休みが取りづらいまま今までやってきたのだけれど、実質、そんなに毎日業務があるわけでもないし、無給の日本人らしく休みは積極的に取って小旅行をしたり、探検をしたりしようかなと思う。

今までは、他の人が誰も休みを取らないのに、自分一人だけ休むのはいかにも外人のボランティアらしい行動で、そういうことをするときっと信用を得られないだろうという考えだったのだけれど、一年やったらいい加減信用してもらえたと考えて良いでしょう。良くなくても、良いということにします。


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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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