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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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Сотка. (携帯電話)

14.10.2012

сейчас, ロシア語の「今」ですが、スイチャスといわずに、口語ではシャース、という。それは教わってないはー。あちこちでシャースシャース言ってるのはそれだったのか。

ウズベク人の勤務態度といえば、私用電話。みんな携帯を持ってるし、ママンや妻や、彼氏や彼女としょっちゅうお喋りをする。しかも長い(30分とか普通)。しかも大声(トイレまで聞こえてくる)。何をそんなに喋ることがあるのかわからないけど、トラブルが起きたときもそうだけど、とにかく喋り捲るのがウズベクスタイルだと思う。そういえば、駒ヶ根のウズベク人の先生も昼休みになるとどっかに長電話していたなぁ。

一方日本人は、あんまり電話って使わないよね。私の周りだけかもしれないけど、あまり市街とかオフィスでおおっぴらにプライベートな電話している人を見ないし、今ならメールで済ましてる人が多いと思う。

たんに携帯Eメールが普及してるっていう以前の問題で、割と日本人は枕草子の昔からテキストを書くのが好きだし、ブログなども好きだし、テキストに書く行為が染み付いてるからそうなってると思うけれど、外国人からしたら老若男女が音を立てずにメッセージのコミュニケーションをしている姿は忍者っぽさを感じるんじゃないかと思う。

話を戻して、オフィスでの私用電話、うるさいなぁとは思うが、だからと言って、日本人のように、私用電話をやめて、仕事の効率をあげよ!なんて全然言う気がしない。日本式が全部すばらしいから、おまえたちも日本式にやるべきだ、なんて、全然思っていないからです。仕事中に私用電話なんていうのはただの勤務スタイルの違いくらいにしか思えないんだよなぁーーー。

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Брак. (結婚)

14.10.2012

同僚のR君、若くてイケメンのプログラマです。彼は、薄い瞳、さらさらヘアーと白い肌、顔立ちも含め見た目が完全にヨーロッパ人、加えてロシア語しか話さないので、はじめはてっきりロシア人だと思っていたけれど、ウズベク人でした。ウズベク人にしては珍しく大振りなおしゃれピアスもつけています。

このオフィスで、ほとんどのスタッフは私が居る場所でもロシア語かウズベク語で話すけれど、彼は心優しいので私のいる場所では、タシケント人同士なのに極力英語で話してくれます。そういう心遣いができるって素晴らしいことだよね。

そんな彼も20代後半、ウズベク人男性の適齢期は25歳くらいなので、先日ガールフレンドの話を聞いた際に、そろそろ結婚したいんじゃないの?と聞いてみると、結婚したい、するつもり、とのこと。

ウズベク人の結婚というのは、本人同士の恋愛ではなく、比較的家と家同士の結婚で、親のために結婚すると公言する人もいます。そんな中で、彼のように自分の好きな人と結婚したいというのは、なかなか稀有なケースかと思います。

結婚するためには障壁がいろいろあるのかな?「まずは父親の許可を得なければならない。僕のすることにはサポーティブな父だから許してくれると思うけれど、もしも許してくれないのなら、許してくれるまで説得(Persuasion)するつもり。」

結婚が実現するまでがんばってほしいと心から思います。

Друг Корейского (韓国の友達)

14.10.2012.

日曜日。休みだし、Youtubeで、久しぶりに韓国アイドルでもチェックしようと思って、韓国のバラエティ番組などを見ていると、
"ウズベク美女"っていう触れ込みで、ハングル語を話すウズベク人女性タレントが出ていて、驚いた。グザルさん、韓国に国籍も変えてるんだね。

ウズベク人にとって韓国は、いまやロシアに次ぐ第二の出稼ぎ先なのだそうだ。地続きだし、ウズベキスタンに多く高麗人が住む等の理由で韓国とウズベキスタンのコネクションは強い。直行便も毎日飛んでいる。出稼ぎに出るのはたいてい男達だが、女性のウズベク人タレントが韓国にいてもおかしくないだろう。

そんなことを考えながらスーパーに買出しに行った帰り道、私の勤める大学の韓国人留学生にばったり会った。私に「兵役逃れですか?」と聞いて私を驚愕させた彼だ。どうやら私の家の傍に住む友人がいるらしく、別の韓国人と一緒にメロンを担いでいた。彼とは妙な縁があるのかもしれない。

その後、テレビのウズベクチャンネルを付けたらなんと、そこにも彼が映っていた。先週タシケントで開かれていた、Style.uzというファッション系のイベントを報道する番組で、いかにも外国からわざわざ見に来ましたよ!という体裁で、スポット映像に映されていた。(この国は外国からのお客さんをことのほか喜ぶ。)今度会ったら冷やかしてみようと思う。

↓韓国の中央アジア人街について記事を見つけました。
http://e-food.jp/blog/archives/2010/12/12.html

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Прохладно. (寒さ)

13.10.2012

毎日楽しみに見ていたドラマ(Карпов)が昨日最終回だった。最終回まできちんと見られたのはよかったけど、ちゃぶだい返したくなるくらい後味の悪いエンディングで憮然としてしまった。心優しいが孤独な男が、生活のために闇稼業に手を染めてゆくが、やっと本当の愛に出会って、幸せになりそうだったのに、愛する女を人質にとられて、仲間を裏切り暗殺してしまって捕まるっていう・・。しかも、ラストに殺された人が主演になるドラマ(つまりスピンオフ)が来週から始まるっていう。時系列とかどうなってんのか。

タシケントは、朝晩だいぶ寒くなってきました。昼間の日向の暖かさと比べて、しんしんと骨に染みてくるような乾燥地帯の寒さで、冬が思いやられるなー。しかし、モンゴルやらキルギスやらはもう降雪が始まってるそうだし、モスクワは0度前後なんだそうだ。部屋が寒いので、寒い寒い(холодно)と言っていたら、この気候は寒い(холодно)ではなく涼しい(прохладно)のである、寒いとは氷点下になるような気候のことである、とロシア人に諭されました。はいはい。


Студентки. (女子学生)

12.10.2012

勤務先には、女子大学生が多くいる。なんでも75%が女子学生らしい。しかーし、彼女たちは卒業してもすぐに医師や看護士になることはないそうだ。なぜなら、22歳くらいの頃の女子は結婚適齢期だから。多くは在学中か卒業してすぐに結婚してしまうので、就職はしない。じゃあなぜ学問を?というと、きちんとエデュケーションを受けた女子はよりレベルの高い男性と結婚できるから、だそうです。そして、子育てがひと段落した後に看護士や医師として働く女性もいる。しかし、その場合5年とか10年というブランクが生まれてしまう。そういうのは問題にならないのかなというと、半年くらいの研修は受けるが、ライセンスをちゃんと持っているなら、大して問題ではないとのこと。ところ変わればライフスタイルも違う。結婚式の派手さからも言えると思うが、この国では結婚というのが人生の一番大事なイベントなんだな。

Транспорт. (交通)

12.10.2012

タシケント市街を車で移動していれば、頻繁に派手な事故を目撃してしまう。タシケントのトラフィックはなかなかスリリング。普通乗用車が、三車線以上の道路を自由にスネーキングする様はまるで鮭とか鮎の遡上。

今朝は、職場の傍で運悪く乗用車と警察車両が事故っているのを見た。どこの国でもそうだろうけど、警察車両とはなるべく事故を起こしたくないよなぁ。乗用車のドライバーが口から唾飛ばしそうな勢いでまくし立ててた。この国は、揉め事になるととことん言葉でまくし立てる。それが喧嘩の仕方なんだろう。

この国の道路が広いのは、66年の大地震によって一度すっかり壊れてしまい、近代的に作りなおされた計画都市だからだそうだ。横断歩道はあるにはあるが、きちんと機能していない場合も多く、多くの人は横断歩道に関わらず道路を渡る。その際に、片側車線ずつ渡る(真ん中の中央分離帯でいったん止まる)のが比較的安全だ。

しかし、両側を高速の車がびゅんびゅん通過する中央分離帯で佇むのはなかなか恐ろしい。それに、追い越しのために中央分離帯の上を爆走してくる車もたまにいる。

Спирт. (酒類)

11.10.2012

急にタシケントで酒類が買えなくなってしまった件。

(過去エントリー)
"やはり酒売り場は閉店してしまったみたい "
"急に酒類が買えなくなってしまった "
"酒が無い酒が無いと、騒いで "
"相変わらず酒売り場を閉鎖したままの "



この件でこんなに粘着質にブログをエントリーしていると、よっぽど酒飲みの駄目な人だと思われてしまう可能性があるので、この件はこれっきりにしようと思っています。昨日のアベッド(昼食時)に、同僚とやっぱりその話をしていたら、チーフから以下の発言が。

「今度、タシケントでの酒類の販売について、レギュレーション(販売規則)が色々と変更になるから、その間、そうだな、最長一ヶ月くらいは酒屋は閉店することになったのだ。」

へぇー。この一件が、特にメディアでニュースになったりしているわけではないけれど、こういうことが起きると、こうして人づてに、噂のように理由が語られて、人々は納得するんだなぁ、と、妙に感動した。ここではニュースは垣根越しに聞こえてくるものなんだ!I heard it through the grapevine. だ。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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