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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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Учебный Центр. (学習塾)

11.10.2012

タシケントに滞在していると、この国は結構、「教育熱心」な国なのだと思うことがあります。

こちらには、ウズベク語学校とロシア語学校があります。子供の教育のために、幼稚園からロシア語幼稚園に子を通わせている親も少なからずいます。旧ソ連ではありますが、現状公用語でもないロシア語で子を教育する理由は、やはり身近な経済大国であるロシアを意識してのことなのでしょう。また、文献やインターネットリソースの豊富さから言っても、ロシア語に堪能であると将来的に有利であるという判断なのでしょう。

街中には、時々учебный центр (子供・社会人向け塾)があります。また、テレビのスポットCMでもよく宣伝をしているので、お金を払って学習したいというニーズは多くあるようです。

手元にとある塾のチラシがありますが、学べるコースの一覧として、

TOEFL/IELTSコース
各種外国語コース
コンピューターコース
秘書・事務コース
留学

とあります。就職や留学を目的としたコースが多いです。日本とも似てますね。

値段は、
5名以上の通常クラスで、週三回・各90分で83000スム≒40ドル(一名・月)
2名から4名のミニグループで、週三回・各90分で150000スム≒75ドル(一名・月)
1名の個人レッスンで、週三回・各90分で300.000スム≒150ドル(一名・月)
という感じ。平均的な給与は200ドル/月くらいと耳にするので、結構な投資になるんですね。

大学生でも、英語の得意な学生は私費で家庭教師をつけているという話も、大学で活動する他のボランティアから聞きました。

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Язык.

10.10.2012

言語について思うこと。やっぱり、言語なんか出来て当然。

私は今、オフィスで働いていて、同僚たちに「ねぇねぇ、これってロシア語で何ていうの?」と聞くことはなかなか難しいです。皆それぞれに仕事を抱えているのだし、その貴重なリソースを自分のために割いて欲しいとは到底思えない。

実は、来る前は、ロシア語は職場でサポートしてもらいつつ、じょじょに学べばいいか、電子辞書も持ってるし、という甘い考えを持っていましたが、職場で話されているロシア語は全くわかりません。それに、いちいち知りたい単語を教えてもらったり、聞いたりすることができない。彼らは言語の先生じゃなくて、オフィサーとして働いているのですから!

もしも逆の立場で、私が外国からの助っ人なりなんなりを受け入れる立場だとしても、言葉もわからない人が突然現れても困るでしょうし、はじめはいいだろうけど、いつまでも「○○ハ ニホンゴデ ナニデスカ??」と聞かれても困るでしょう。

一応私は、訓練所と現地訓練をあわせて三ヶ月のウズベク語語学訓練を受けて来ウ(ズベキスタン)していますが、普通のオフィスワーク、つまり電話を受けて、電話をして、書類を作り、会議に出て・・・をこなすほどの習得は、私自身の努力が足りず、出来ていません。

いまだに、タクシーでウズベク語を話すと、外国人なのにウズベク語を話して、すごい!と褒められますが、そこで喜んでいては駄目で、あくまで私のゴールは、それで普通に仕事をすることであり、タクシーに乗れるくらいで満足してはいけないのです。

幸い、私が前職で少し英語で仕事をする機会があったのと、職場の人がEUの仕事をしている等の関係で英語が得意なので、今は英語で90%仕事をさせてもらっています。しかし、本来はウズベク語・ロシア語で仕事をすること、となっているので、今は受け入れ先のご好意に甘えている状態です。

旅行の人が、昼下がりの公園で子供と遊びながら現地語を教えてもらうような牧歌的な状況ではありません。言語は出来て当然、のオフィスで、最低でもウズ語、ロシア語、英語の三ヶ国語を自由に話すウズベクの人々に囲まれて仕事をしています。

私がタシケントに来てから必死こいてロシア語を勉強していた(※1)のはそういう理由があるのですが、テレビを見ても毎日辞書をひいてもやっぱりOutputが足りない感じがするので、家の近所の学習塾に駆け込みました。三ヶ月はがんばってロシア語の勉強に燃えよう!と決意しています。

それにしても、JICAのボランティアは、すごくチャレンジングでタフな仕事だなぁと改めて思います(今更気が付いた)。合格したら、三ヶ月で見知らぬ言語を身につけて、単身現地に渡り、四ヶ月目にはもう仕事を始めなければならないのですから。しかも、現地で話されているのが訓練した言語とも限らず、全然違う現地語である場合も多いです(※2)。JICAのボランティアの皆さんすごいです、他人事みたいだけど。

※1 ウズベク語の学習を継続するのではなく、ロシア語を選択した理由は、こちらをごらん下さい。

※2 たとえば、ウズベキスタンだとカラカルパクスタンなどに派遣される場合、ウズベク語を学習して来ウしても、現地語はカラカルパク語となる。

Русский Язык.

10,10,2012

4月~6月の二ヶ月と、7月の一ヶ月間、ウズベク語の訓練を受けました。でも、私はタシケントではロシア語で仕事をする、と、すでに来る前から決めていた節があります。それは以下のような理由があります。

1.タシケントにはロシア語話者も多く、官公庁やビジネスではロシア語が広く使われていると聞いていた。

2・現地で使うWindowsはロシア語版のもの。コンピューター用語等はロシア語が使われている。

3・ウズベク語は非常にマイナーな言語なので、充分な教材や、例文が豊富な辞書が存在しなかった。

※このうち、コンピューター用語に関しては、ウズベク語もじょじょに使われ始めています。また、ウズベク語教材はやはり入手しづらいのですが、辞書に関してはAndroidマーケットから、語彙数の多い電子辞書アプリを入手できることがわかりました。

また、ウズベキスタンに来てからも、やっぱり私はロシア語をやろう、と確信しました。以下が理由。

4.私の住むアパートはロシア人住人が多く、ロシア語が話せないと近所づきあいが難しい。

5.職場がウズベク人とロシア人の混成で、共通言語がロシア語だった。

6・タシケントでは、私のような容姿だとロシア語話者の高麗人と間違われ、街中ではロシア語で話しかけられるのが普通。

7.いろんな人が話すのを街中やテレビで聞いて、ロシア語の響きがかっこよかった。

8.一番大きな理由としては、タシケントの市民の多くがウズ語と露語のバイリンガルなら、自分もバイリンガルになるしかない、と、酔った頭で決意したこと。

発音。

10.10.2012

ロシア語の勉強をしていて、よく発音を間違えて違う意味にとられてしまうのだけれど、主によく間違えるのは、以下のような単語。

赤いкрасный/クラースヌィ 一流のклассный/クラーッスヌィ

すべてвсё/フショー 皆все/フシィエー

友達друг/ドゥルーグ 他のдругой/ドゥルゴーィ 高いдорогой/ダラゴーィ

問題проблема/プラブリエーマ 正しいправильно/プラーヴィリナ

バス停остановка/アスタノーブカ インストールустановка/ウスタノーブカ

初歩段階で似た単語が多いなぁと思うけれど、そういえばウズベク語は全体的に単語が短くて発音が似ていて、カ(口)とカ(喉)、ハ(口)とハ(喉)、ガ(口)とガ(喉)、ラ(口蓋)とラ(舌)、ウ()とオ()とオゥ()、の違いを使い分けてバリエーションを出す言語だったのでそれに比べると楽だねぇ。ほじほじ。ちなみにウズベキスタンの最初の文字はЎなのでオゥズベーキスターン!と誇らしげに発音するのが正式。

相乗。

10.10.2012

今日は勢い余って、маршрутка(乗合タクシ)を乗り間違えてしまって、慌てて降りました。「ここでとめて!」

JICAから荷物を運ぶために、日本で友達が買ってくれたバックパックを担いで地下鉄に乗ろうとしたら、当然荷物チェックがあるのだけれど、若いcurious милиция(本官さん)が、сколько стоить этот backpack?(このバックパック幾ら?)と聞いてきたので、около сто доллар в Японии.(日本で買って大体100ドル)と答えました。本当は、警備のмилицияさんはそういう余計なことを聞いてはいけないらしいけれど、やっぱり外国人がたまに来ると珍しいらしく毎日いろいろと質問されます。私にとっては、いい会話の練習になっているので有益だったりします。

違うバス другая маршрутка/ бошка автобус
停めて下さい остановите/ тухтанг
会話 разговор / сухбат


発音。

9.10.2012

同僚と他愛ない話をしていてわかったこと。

классный クラースヌイ(一流の)
красный クラースヌイ (赤い)

上記の、発音上の違いはл р(英語におけるL Rの違いに似ている)だけなのだけれど、私が赤いと発音すると、一流の、と聞こえてしまうらしく、英語よりもл рの発音間違いによる誤解が多い。いつも私が、赤い安いタバコを下さい、と言うときのкрасный дешевый сигаретは、一流の安いタバコを下さい、と聞こえていた可能性があり、なんだそれは。言語はなんとも難しい。これから、ルを発音するときには、しっかり巻き舌をするように心がけないといけないだろう。

ところで、日本人がノーベル賞を受賞したじゃないですか。日本はお祝いムードいっぱいなんでしょうか。どうも私はそういうの、いまいち乗れないです。家族がノーベル賞を取ったのならそりゃー嬉しいですけど、日本人同士なら家族同様なんですかねぇ。同じ日本人だから嬉しいという感覚は私の中には無いみたいです。他人だし。同様に金メダリストなんかも、個人的に好きな水泳選手などが金メダルとれば嬉しいけど、日本人が金ていうだけでは別に何も響かない。

発音 произношение / талаффуз
お祝いする поздравлять
同じ одно и то же / бир хир

塗薬。

9.10.2012.

一日中鼻水くしゃみが止まらず、どうも悪寒がしていた日。同僚に額を触られて、これは熱があるね、といわれた。常に持ち歩いている電子体温計で測ってみたら、36.7度だったから熱は無いよ、といってみると、電子体温計や電子血圧計は正確ではないから、信じてはならない!とのこと。リンカス(Линкас)という薬を買って、手首足首胸に塗るようにといわれた。風邪で胸に塗るものといったらあれでしょ、ヴィックスヴェポラブというやつ。仕事帰りの薬局で買ってみたところ、確かにあのにおいでした。

子供の頃、今思うと喘息でしょっちゅう咳をしていて、よく母に塗られていたのを思い出します。あれはいつごろの事だったのでしょう、3歳あたりかな。日本では今でも使われているのかなぁ。喘息には気管支拡張剤やステロイド吸入が有効で、ヴェポラップは気休めにしかならない筈だけれど、当時はそういう治療法も確立されていなかったのだろうと思います。

今朝、体のあちこちにヴェポラップを塗って来てみたら、体が温まっているのか、昨日よりはいい具合です。懐疑的に思いつつそれでも塗ってきたのは、臭いで確認するからな、と同僚にいわれていたためです。

くしゃみ чиханье / аксирмок
一日中 весь день / кун бўйи
同僚 коллега
発熱 жар / иситма
信じる верить / ишонмоқ
喘息 астма / астма

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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